体操の内村航平さんが所属した社会人クラブの強豪、コナミスポーツ体操競技部が、ことしかぎりで活動を休止することになった。2003年に発足した体操競技部には、五輪個人総合2連覇を果たした内村さんや山室光史さんのほか、今も現役を続ける田中佑典選手もかつて在籍していた。2016年のリオデジャネイロ五輪では、12年ぶりの団体金メダルに輝いた日本代表5人のうち、4人がこのクラブで占めるなど強豪として知られた。日本体操協会の関係者によると「近年は所属する選手が減少し、財政面などの影響から、ことしかぎりで活動を休止することを決めた」という。