オリンピック開幕まで約1か月。厨房もあわただしくなってきた。サンドニのオリンピック村では1日4万人分の食事を選手や関係者に提供するがそのためにはフランス産の野菜や果物が400トン必要。25日、選手に先駆けて200人のゲストがオリンピック用のメニューの味見役を務めた。毎日最大4万食を提供し、そのために600トンの食材が必要だという。使用するニンジンを横に並べるだけでも50キロメートルになるという。食材の調達という難題も100人ほどの生産者が挑んでいる。コルシカ島のタイの養殖場、選手用のいちご農家の様子を伝える。南フランスの季節労働者は忙しくなるという。