アメリカ・コロラド州の最高裁はこれまでに、2021年1月に起きた「議会乱入事件」を”反乱”と認定した上で、大統領選挙に向けた共和党候補者選びへのトランプ氏の参加を「認めない」との判決を出していた。トランプ氏側が上訴したことで最終的な判断を委ねられた連邦最高裁は4日、一転してトランプ氏の出馬資格を認める判断を下した。この結果を受けトランプ氏は自身のSNSで「アメリカにとって大きな勝利だ」と投稿している。そして共和党の大統領候補者選びは日本時間今夜迎えるスーパーチューズデーで15の州で一斉に投票が行われる。一方、民主党は現職のバイデン大統領の指名獲得が確実視されており、バイデン氏はすでに本戦での再対決を見据えてトランプ氏批判を強めている。