大和証券キャピタルマーケッツアメリカの高橋諒至さんに話を聞く。6日のニューヨーク株式市場について、引け後にAmazonの決算、翌日の雇用統計発表を控え総じて様子見姿勢が優勢な展開となっている、Amazonはこの後決算を発表するがすでに決算を出したマイクロソフトやアルファベットのクラウド事業が軟調だったためAmazonに対しても慎重な見方が出ている。一方、フィリップモリスは実績、見通しともに市場予想を上回り上場来高値を更新、タペストリーやヤム・ブランズも決算を受けて大きく買われアメリカの消費が引き続き好調であることが示唆されている。またイーライリリーが決算を発表し買われている。1月にすでに売上高の実績と見通しを開示していたが、今回新たに発表した利益面の項目が市場予想を上回っており好感された。肥満症治療薬の売上高が市場予想を下回っており、「マンジャロ」は10ー12月期に販売数量増加も価格は低下したとの開示があり、懸念が残る部分があった。