格安の随意契約で売り渡された備蓄米。今月末の販売期限が迫る中、契約のキャンセルが相次いでいる。農林水産省の渡辺毅事務次官はコメの需要見通しが誤っていたと謝罪。需要の拡大を把握できずコメが不足し価格高騰を招いたと認めた。値下がりにも繋がった備蓄米にも異変が。小泉進次郎農水大臣は「確定量約30万トンの約1割のキャンセルが生じている」と発表。精米施設での作業や物流の遅れで、今から届いても売り切れないという。マルヤス高島平店では、5月末に備蓄米の申請、先月の第2週に入荷。現在は売れ行きが落ち着いているという。家庭内での備蓄米として玄米を購入する人も多いという。小泉農水大臣は最新の状況を把握した上で対応策を検討していきたいとしている。
住所: 宮崎県宮崎市花ケ島町小物町2662