アサド政権崩壊から1年、シリアは今。現地の中継では街中が祝賀ムードになっている。シリアは金曜と土曜が休みなのだが、アサド政権が崩壊して1年で本日まで4連休となっている。街の各地には新しい旗が飾られていた。ダマスカスにあるアイスクリーム屋に訪れ、シリア特産のピスタチオがかかったアイスクリームを食べた。店のオーナーのアフマドさんに取材すると、今はこうした様子を見ることができて嬉しいと話した。街の暮らしについて、ダマスカスは特に影響はなさそうだが、街を少し外れると瓦礫が残っている様子も見える。シリアではよるに式典が予定されているほか、シャラア大統領の演説が行われる予定。国づくりについては着実に進んでいるとみていいよう。現在大統領の地位に就いているシャラ氏について、かつてはアルカイダ系に所属し、アメリカ軍と戦ったことがある。その後内戦が続くにつれ、アルカイダ系と分かつことになるが、国際社会の中にはこの人を信用して良いのかという声もあった。そしてシャラア氏はトランプ大統領と会談、トランプ大統領はシリアに課していた制裁の大半を解除した。さらに国連総会でシャラア氏は演説を行うなど国際社会の復帰を進めている。一方で課題になっているのは国内の融和。アサド氏の出身の少数派や旧政権の支持者に対する襲撃事件が相次いでいる。争いを抑えて様々なグループを巻き込んで進めていけるか手腕が試されている。
