イランがホルムズ海峡の封鎖を宣言した。アメリカ中央軍は否定しているが軍事力でとにかくイランは石油をいわば武器にして抵抗している。トランプ大統領も戦闘の長期化を示唆するような発言をしている。原田亮介は「原油価格の上昇はアメリカ国内のガソリン価格の上昇に直結するし、そうすると秋の中間選挙に影を落とす」と指摘。ホルムズ海峡の封鎖については1日の時点でパラオ船籍のタンカーが攻撃を受けた。それに、革命防衛隊の宣言がもう発表されて、エネルギーの輸送の再開は当面難しくなっている。原田は「最悪の事態としては、機雷をまいて長期的に通航できなくすることも考えられる」と指摘した。さらに、この周辺国の製油所などへのイランの攻撃もかなり脅威になっているということで生産停止に追い込まれたカタールのラスラファンのLNG施設は世界最大級のガス田で、ヨーロッパではLNG価格が急騰しているという。LNGは石油と違って備蓄がきかないので日本の調達も多様化が大事。LNGのほかにも世界最大級の製油所であるこのサウジのラスタヌラ製油所も無人機攻撃にさらされて、いつ生産が再開できるか予断を許さない。世界の保険会社はこの地域の戦争保険の受け入れを停止している。最悪の場合、かつてのイラク戦争、アフガン戦争のように長期化するというリスクも備えなければいけない。原田は「イラン側も軍事的なエスカレーションを躊躇する理由はある。もし機雷を敷設すれば中国向けの原油積み出しができなくなってみずからの外貨収入を断つ上、周辺国への攻撃は周りをみんな敵に回してしまう」と指摘。今後アメリカはどのように海峡やエネルギー施設を守るのか、あるいは守れるのかが注目される。。
