名人は元々は家業を継ぐ気はなかったが、サツマイモについてイチから学ぶため農業大学に通い技術と知識を習得。約25年前に3代目として家業を継いだ。火山灰土壌では古くからいいサツマイモが実ると言われてきた。名人時代たちは土にサンゴの化石を加えている。化石サンゴを粒状にして畑に撒くことで微生物が増えサツマイモに必要な養分を作り出す。サツマイモは掘ったものを蒸気を3日間当て続けた後約10℃で3か月以上冷やして熟成させている。壺焼きは昭和初期、中国から伝わり全国で大流行した。時間をかけて丁寧に焼き上げることで糖度は約50度になる。