2008年、アメリカ初の黒人大統領の誕生。今や多くの人に愛されているApple iPhoneが上陸。伝説は北京五輪から始まった。100m9秒台のスプリンターがいなかった日本。それでも日本がリレー種目で初の銀メダルを手にした。8年後にリオ五輪で五輪2度目の銀メダル。ボルト擁するジャマイカについで2位。人類最速の男も日本を称賛。リレーは日本のお家芸。オリンピックを機に一躍注目されることに。世界陸上ロンドンでも世界陸上初の銅メダルを獲得。さらに2年後の世界陸上 ドーハではいまだ破られないアジア最速記録で2大会連続の銅メダル。2021年の東京五輪ではメダルの期待を背に決勝の舞台に。しかし、まさかのバトンミス。この年以降日本は世界陸上・五輪でのメダルから遠ざかっている。5月に行われた世界リレーでは、華麗なバトンパスで、今季世界4位のタイムをマーク。さらに、日本陸上連盟の山崎一彦は、リレーでメダルを取るのは必須条件、総力戦でメダルを取っていくと発言。今年10秒00を出した守祐陽、星稜高校2年生、清水空跳も18歳未満の世界記録を塗り替え代表入り。リレー侍のキャプテンの桐生祥秀も、8年ぶりの9秒台を記録した。他にもアンカーでの起用が有力視されている鵜澤飛羽をはじめ、9名ものスプリンターを選出。果たしてどの4人が選ばれるのか。日本に立ちはだかるのはライルズ率いる前回大会王者のアメリカ、、今大会100mでワンツーフィニッシュを決めたスプリント大国・ジャマイカ。あの歓喜を国立で。リレー侍、出陣。