「未来を創れ！若きプロフェッショナル ニッポンの挑戦者たち」のこれまでの放送のダイジェスト。第1弾では日本経済の激動の歴史を振り返り、時代を切り開いた挑戦者から未来へのヒントを得る。日本の食を変えた帝国ホテルの料理長村上信夫さんは東京オリンピックの選手の食事を手掛け、その際に冷凍食品の導入を考えた、ここには太平洋戦争中に凍ったりんごを解凍し戦友に食べさせた経験があったという。直前の試食会では冷凍食品と生鮮食品を使い同じ料理を作り、冷凍食品でも遜色のないものであることを示した。
終戦直後に誕生したソニー。合言葉を「まだないものを作る」とし、ポケットサイズのラジオなどを製造。川西泉さんは「プレイステーション」の開発に携わった。ソニーは2019年mエンターテインメントに今後も携わり続けると宣言した。
大阪・通天閣は日立の広告塔。日立は古くから鉄道事業に携わる。世界中からメイドインジャパンは信頼されているという。イギリスに海外鉄道事業の拠点を持つ日立、ここで働く中村さんは鉄道やデジタルにとらわれない幅広し仕事をしていきたいという。
ウニの産地として知られる山口県下関市、磯焼けのせいで海藻が育たず、ウニが採れない状況が出てきている。この死活問題である磯焼けとの戦いを選んだ石田晋太郎さん。痩せてしまったウニを育てて商品化しているという。この技術は日本を飛び出して海外に。カナダに生産拠点を作ったという。世界の投資家もこのビジネスに注目している。
モロッコの乾ききった大地では農学博士の辻本壽さんが気象変動と向き合う。サハラ砂漠の環境にも負けない小麦があと一歩で完成するところまでこぎつけた。モハメッド6世工科大学と共同で研究し乾燥に強い作物を研究する。辻本さんは現場を見るとファイトが湧くと話す。辻本さんの思いは国境を越える