- 出演者
- 名倉潤(ネプチューン) 今井美桜 長嶋一茂 小倉優子 近藤真彦 河井ゆずる(アインシュタイン)
クロアチアの日本料理店「KOBE」では「うなぎの蒲焼き丼」が人気。様々な場所に日本食堂を開店したのは和田泰一さん。世界最北端の島スバールバル諸島・ロングイヤービエンにあるのは「スシキタ」。厨房に行くとオーナーの和田泰一さんの姿が。従業員も含めて元々は料理経験なしの全くの素人だが店は連日大盛況。和田さんのお店はニウエにもあるという。ニウエは2015年に日本政府が承認した最も新しい国。
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- KOBEうなぎの握りうなぎの蒲焼き丼やきとりクロアチアスシキタスバールバル諸島スリランカニウエネレトバ・プロデッドホッキョクグマラーメンロングイヤービエン(ノルウェー)共同通信社孤独のグルメ手羽先東京新聞
ニウエに到着し和田さんが最初にオープンさせた日本食堂「カイイカ」へ。現地のお客さんは大絶賛の店。
世界の秘境で日本食堂を営む店主の人生に迫る番組。海外で食べた驚きのグルメについて、アインシュタイン河井はモツを煮込んだ台湾の定番スープ「下水スープ」が美味しかったなどと話した。
人類が定住する世界最北端の地・スバールバル諸島など世界の秘境ばかりで日本食堂を営む和田泰一さん。アメリカ人の父と日本人の母を持つ和田さん。少年時代いじめにあっていたといい、日本を出たいとアメリカの高校に入学するもまたいじめにあう。お金は裏切らないと大学卒業後は実業家になり、不動産など次々と事業を成功させた。24歳の時に年上の日本人女性と結婚したが、過労とストレスからパニック障害になり離婚。ある時南国の秘境・ニウエにを見つけ、お金を使わなくとも「楽しく行きていける」と気づかされた和田さんは30歳でニウエに移住。この国に恩返ししたいと思った和田さんは、魚が沢山獲れることから日本食堂を開こうと思ったという。
8年ぶりに和田さんに話を伺うとコロナの影響で現在はニウエのお店のみとのこと。そんな和田さんは今ではニウエの首相補佐官として首相に同行し世界中で行われる会議に参加しているという。和田さんの夢は世界最南端の町に新しい日本食堂を作ること。
ハンガリーは意外な日本とのつながりがあるという。ハンガリーには1300カ所の源泉がある温泉大国。温泉に浸かりながらチェスをプレイするのがハンガリースタイル。社会主義国だったハンガリーは1989年に民主化。1992年にスズキが工場を作ったため街中をスズキ車が走っている。近年も有名な欧州車メーカーを抑え30年間で21回も販売台数1位になるほど人気。
ハンガリーの小学校ではそろばんが使われている。1990年代に日本人女性が使い方を紹介し100校以上の小学校で授業に採用している。そんなハンガリーで有名な日本食堂は「スナック まさこ」。お酒だけでなくポテトサラダなどの日本食が食べられる店として有名だという。
「スナック まさこ」の店主は渡邉夏子ママ。「まさこ」はお世話になった先輩の名前からつけたという。夏子ママは普通の主婦から突然スナックをオープンしてわずか3年で繁盛店にした。ハンガリーでは隣の客と気軽に会話できる店は珍しいとのこと。お店にはほとんどの客が注文する人気No.1の日本食がある。
尊敬する有名人についてトーク。長嶋一茂は野村克也&張本勲が大嫌いだけど尊敬していると明かした。近藤真彦は川崎麻世の歌が好きすぎて川崎麻世寄りの歌い方になってしまったと話した。小倉優子は井森美幸のようになりたいと明かした。
ハンガリーで「スナック まさこ」を営む渡邉夏子ママ。人気No.1の日本食は「あきたこまちのおにぎり」。日本好き外国人が集まる憩いのスナックになっている。
夏子ママの生活に密着。朝のランニングが日課。世界遺産の街並みを眺めながら毎朝1時間ほど走っているという。夏子ママが定期的に行っているのは茶道のお稽古。ハンガリーで茶道を広めるコルネーリア先生は16歳の時に交換留学で経験した日本での感動が忘れられず茶道の世界へ。ハンガリー人にもその感動を伝えたいと日本語や茶道を猛勉強しこれまで100人以上に教えてきたという。
この日の夕方、夏子ママが訪れたのは友人が住んでいるアパート。若手起業家のサミュエルさんは「スナック まさこ」で日本食の虜になり、来日して食べた豚骨ラーメンの美味しさに取り憑かれ自宅で豚骨スープを作っていつでも食べられるよう保存しているという。さらに最近では味噌や梅干しまで自分で作るほど。この日は自家製味噌を使った味噌汁などを作った。
海外で遭遇したハプニングについてトーク。近藤真彦は携帯電話を2回無くしたと明かした。アインシュタイン河井はイタリアの美容室で「イタリア人の若者に流行ってる髪型にしてください」と注文したらよしお師匠と同じ髪型にされたと話した。長嶋一茂は冬のオーストラリアのカフェで窓が全開で寒かったと話した。
ハンガリーで「スナック まさこ」を営む渡邉夏子ママ。知り合いのサミュエルさんの自宅には手作りの納豆マシーンがあった。発酵に必要な温度を管理するプログラムを開発しおそらくハンガリー初となる納豆マシーンを製作したという。
「スナック まさこ」の三周年記念日、夏子ママは早朝から無料で配るおにぎりを握った。夜には常連さんも駆けつけお店は大繁盛。200人以上のお客さんが集まった。
三周年記念日の翌朝、夏子ママが訪れたのは今年離婚した元夫の家。息子は元夫の家族と暮らしている。離婚の原因はスナックの仕事が忙しすぎて家族との時間がとれなかったことが原因の一つだという。現在は週に1度息子に会いに行き親子水入らずの時間を過ごしている。元々は京都で料亭の仲居さんとして働いていた夏子ママは23歳の時にハンガリーのホステルを手伝い3ヵ月間滞在。帰国後京都のホテルに就職しスナックにのめり込んだ。30歳でハンガリーに移住し最初の旅行で知り合い友人だったトミさんと結婚。コロナ禍で孤独を感じ35歳で「スナック まさこ」をオープン。わずか3年でハンガリーの人気店となった。
モロッコは国土の半分以上はサハラ砂漠が占める灼熱の国。モロッコ人の国民的飲料ミントティーは1日に数回飲むのが習慣。砂糖入りの激甘が定番で歯がボロボロになる人もいる。
モロッコ・シャウエンは街全体が青く染められている街。諸説あるが有力なのは迫害を逃れてきたユダヤ教の人々がきっかけ。ユダヤ教にとって青は神聖な色で街を青く染めたといわれている。この街にある日本食レストラン「青空」は山本アリさんと恵子さん夫婦が経営。アリさんは3年前まで日本で生活していて日本語を含めて8カ国語をマスターしているという。「青空」は1年前にオープンしたが赤字経営とのこと。
お店を手伝う恵子さんは日本では一級建築士として有名設計事務所やゼネコンで勤務していたという。現在もリモートワークで建築の仕事をしているがスタッフが育つまでお店を手伝っているとのこと。店が赤字の理由はスタッフの提供ミスによる食材ロス、スタッフの教育不足でお客さんからクレームが入ること、調理に時間がかかり回転率悪化など。恵子さんは赤字経営を脱却するため定期的に新メニューを考案している。
