日本の国家プロジェクトで世界で初めて海底6000mからレアアース泥の採取に成功した。探査船や採掘を行うロボット等は海外に製造を依頼しており、また環境への負荷も非常に小さいとのこと。採取したレアアース泥には有害物質がほとんど含まれておらず、その証拠に作業員が素手で選別作業を行っているとのこと。国産レアアースの実用化には3つの山場があり、資源の有無と採取に関してはクリアしたが、レアアース泥からの分離・精製が最後にして一番の課題とのこと。石井さんは「レアアース精錬のノウハウがほぼ中国によって囲い込まれている。ただ泥からレアアースを精錬するのは世界初の試み」などと話した。来年2月以降に南鳥島で本格的な試掘が始まり、1日最大350トンの泥を採掘するとのこと。そして2028年3月までに価格や採掘コストを踏まえて採算性について報告書を作成するとしている。石井さんは「特定の国に依存しない体制構築を念頭にまずは安定した供給体制の構築を目指す。どのレアアースがどれだけの量あって価格がどうなるのかは採掘を進めてみないとはっきり分からない」などと話した。
