1704年創業「日本橋 さるや」は日本で唯一のつまようじ専門店。高級つまようじや桐箱入りのつまようじなどがありお土産や贈り物に人気。江戸時代に使われていた「総ようじ」は歯ブラシと歯間ブラシが一体化したものだった。現在の歯ブラシは明治以降に日本に広まったと言われる。サルは歯並びが良く歯が白いことや看板代わりのサルがいたことなどが店名の由来。江戸時代は数多くのさるやがあったが次第に減少し日本で唯一残っているようじ専門店となった。創業当時から続くこだわりはクロモジの木を使うこと。看板商品は手作業で作る「上角楊枝」。1日に作れる量は400本程度の最高級品。