- 出演者
- 石塚英彦 狩野恵里 宮川一朗太
宮川一朗太が東京・日本橋の老舗をめぐる。
- キーワード
- 日本橋(東京)
オープニング映像。
1792年創業「日本橋 木屋」は包丁をメインに扱う刃物専門店。切れ味の良い昔ながらの鋼の包丁を販売しており魚の種類に合わせた物など数多くの種類を取り揃えている。元々は江戸時代は大阪で薬売りをしていた林九兵衛の店が起源。のれん分けして木屋になり、本家が扱っていない刃物の販売を始めたという。江戸時代の屋号を現在も使用している。
昭和以降、ステンレス製の包丁が普及し木屋でも1956年にステンレス包丁「エーデルワイス」が誕生。ステンレスはサビにくいが切れ味が悪いのが課題だったが、8代目当主がオーストリアの鉄鋼メーカーに交渉し理想のステンレス素材を必要な分だけ入手することに成功した。切れにくいという常識を覆し看板商品となった。木屋では修理や研ぎのアフターケアも行っている。
1877年創業「江戸甘味處 つくし」は明治時代から続く和菓子店。創業当時から人気の「招福赤飯」は縁起物を好む江戸っ子に愛されてきた。約20年前、初代が書いた秘伝帳が発見され西洋風茶碗蒸菓子のメモが残されていた。初代のレシピを再現して完成したのが「人形町風鈴」。
あんみつの上にプリンを乗せた「人形町風鈴あんみつ」も誕生し新名物として愛されている。試食した宮川一朗太は「新食感。プリンのやわらかさと寒天や豆のしっかり食感のバランスが良い」などとコメントした。老舗の役割について店主は「日本橋の活性化につながる店づくり」とした。
本日のゲストは初登場の宮川一朗太。今日の特集は日本橋創業100年超えの老舗めぐり。江戸甘味處 つくし「人形町風鈴」などを試食した石塚は「イメージするプリンはこれ」などとコメントした。
1704年創業「日本橋 さるや」は日本で唯一のつまようじ専門店。高級つまようじや桐箱入りのつまようじなどがありお土産や贈り物に人気。江戸時代に使われていた「総ようじ」は歯ブラシと歯間ブラシが一体化したものだった。現在の歯ブラシは明治以降に日本に広まったと言われる。サルは歯並びが良く歯が白いことや看板代わりのサルがいたことなどが店名の由来。江戸時代は数多くのさるやがあったが次第に減少し日本で唯一残っているようじ専門店となった。創業当時から続くこだわりはクロモジの木を使うこと。看板商品は手作業で作る「上角楊枝」。1日に作れる量は400本程度の最高級品。
1869年創業「伊勢重」は東京で最も歴史が長いすき焼き専門店。店頭では精肉の販売も行っている。伊勢重の発祥は体が弱かった初代の健康のために妻が牛肉に注目し創業。当時は牛肉を食べる文化があまりなく、牛肉を食べる様子を隠すため店の周りに高い塀があったという。さらに牛鍋店であることを隠すため牛鳥と書かれた看板を使用していた。牛鍋は1872年に明治天皇が牛肉を食されたことで流行したといわれる。創業当時から続くこだわりは、スライサーを使わず1枚ずつ手切りすること。最高級の牛肉を厳選して提供している。
伊勢重は銘柄牛など黒毛和牛のさまざまな部位を味わえる。昔ながらの水火鉢を使うのが伊勢重の伝統。水火鉢は水を張った陶器の中に火鉢を入れた調理器具で火力が強くなり過ぎず肉が柔らかく仕上がる。宮川一朗太は「炭火すき焼 Cセット」を堪能した。割り下は創業当時から継ぎ足して使っている。
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- 伊勢重日本橋(東京)炭火すき焼 Cセット
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