農水省は3月以降、これまで3回で計31万トンの備蓄米を放出しているが、今月から7月にかけても毎月、備蓄米を放出する方針。その数量について、毎月10万トンとする方向で検討しているという。スーパーでのコメの平均販売価格は18週ぶりに下落に転じたが、去年の同じ時期と比べて2倍以上と、放出された備蓄米の販売が本格化してからも高い水準が続いている。農水省は、追加の放出で高止まりした価格を抑えたい考えで、「原則1年以内」としている備蓄米を買い戻す期限を緩和することも視野に調整していて、近く発表する方針。
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