日本のウイスキーが世界でブームになっている。外国人客で賑わっている都内のバー。ジャパニーズウイスキーが目当てだという。ウイスキーは日本のアルコール業界で貴重な成長分野となっている。しかし熟成に時間がかかるため、10年以上前に今の人気を予測できず、原酒不足に陥っているという。「山崎18年」は定価で3万2000円だが、実勢価格は10万円以上で取引されている。サントリーの山崎蒸溜所は設立から100年のことし大規模改修をおこなった。原酒不足の中、観光客を誘致しブランドの人気を維持しようという狙いのため、見学ツアーの受け入れ態勢を強化している。樽を開けて確認する作業の見学や海外向け英語ガイドを配置したりしている。