今回注目するニュースは「酒税改正 変わるビール市場」だという。ビールの税額は発泡酒や第3のビールより高いが、来年10月の改定で統一されるとのこと。これまでの改定についても話していき、ビールの出荷量はこのところ増加傾向が続き第3のビールは減少傾向が続いているとのことだった。サントリーは来年10月以降、「第3のビール」の主力商品をビールにつくりかえて販売する方針だという。新たな商品は価格帯の安いビールとして販売したい考えでほぼ増税分の値上げにとどまる想定している。この他ではキリンビールが去年4月に17年ぶりの新ブランドを発売し、アサヒビールがことし4月に新ブランドを発売した。サッポロビールも今年ビールの主力商品で使用している麦芽の配合比率を見直してリニューアルをしている。一方で各社は健康志向の高まりなどで需要が拡大するノンアルコールビールの強化も活発だという。