「ミスタージューン(6月男)」と呼ばれるドジャースの大谷翔平がきのう、初回の第1打席で記録ずくめの第25号ホームランを放った。“大谷翔平効果”なのか、きのう敵地・ホワイトソックスの球場では、今シーズン初のチケット完売(観客3万6225人)となった。おととい、大谷翔平は第1打席で先頭打者ホームランを放ち、最近の9試合で7本のホームランと絶好調。大谷翔平はきのうも、初回でかっ飛ばした。気持ちいい音がして右中間へ伸びた大谷翔平の打球は、敵地では球団史上初となる2試合連続の先頭打者ホームラン。ホームランランキングでは、2位に4本の差をつける25号のホームランとなった。さらに、球団記録を69年ぶりに更新する10試合連続打点をマークした。チームの4連勝に貢献した。ホームラン、打率をはじめとするリーグ8冠の大谷翔平について、ドジャースのロバーツ監督は「今の彼は打席で規律がある。地球上、最も危険な打者」と絶賛。6月はホームラン11本と好調の大谷翔平は、その要因について「シーズンに慣れてくるのもそう。シーズンの中でいろいろ改善しながら、ちょうどそういう波が来やすい。これを(シーズン)最後まで継続できれば」と語った。きのうの試合結果は、ドジャース4−0ホワイトソックス。きのうの大谷翔平の成績は、2打数・1安打(1本塁打)・1打点・2四球。