去年の秋から目撃と出没が相次いだクマについて静岡放送の取材。静岡県内のツキノワグマの主な生息地は南アルプス地域や富士地域。2025年はクマの目撃数が相次ぎ、統計開始以降の目撃数は最多。県猟友会の風岡さんは山で増えすぎているシカや農業被害につながるイノシシを罠で捕獲している。ここ2~3年に罠にかかったシカをクマが食べるようになったという。クマの目撃が増えた背景として考えられているのは、山に人が入らなくなったこと。静岡県は長年、ツキノワグマの猟を自粛し保護してきた。2024年、県が初めてクマの生息数を調べると、南アルプス地域に約440頭、富士地域に約100頭生息しているとわかった。県はツキノワグマを引き続き保護していくか、一定の個体数になるよう管理するかの検討を始めた。県内でも猟友会を中心に緊急銃猟を担うことになるが、クマと向き合う猟友会の多くが罠の見回り中は猟銃を携帯できないということに危険を感じている。
