バレーボール・石川祐希のスペシャル企画。石川は「イタリアセリエAのペルージャと契約しました」。ペルージャは昨シーズン4冠(セリエA、スペルコッパ、コッパイタリア、世界クラブ選手権)達成。ペルージャは各国のスターが集う銀河系の集団。石川は「優勝して世界一に少しでも近づけるようなシーズンにしたい」。2014年にセリエA挑戦。元日本代表・福澤達哉さんも大きな期待を寄せている。福澤は「1シーズン目で存在感をしっかり出して、石川が入ったからペルージャがさらに強くなったと証明する。MVPをとって名実ともに世界一の選手になるというかける思いは人一倍ある。決して夢物語ではない」。ペルージャは開幕3連勝。ある選手とのコンビネーションに注目。セッターのSジャネッリはイタリア代表キャプテン、22年の世界バレーでMVPを受賞。現役最強セッター。ジャネッリの身長は200cm、関田誠大は175cm、Pポッロは185cm。福澤「ボールの出どころの位置が変わる。どこかリズムに乗り切れていない、波に乗り切れていないところがある」。パドヴァ戦を振り返る。どこか探り探りな印象。第5セットでは今後につながるシーンも。バックアタックについて「何となく上手くはまらなかった歯車が感覚的にこれだなとバチっとはまった瞬間」。第5セットの1点目にジャネッリが石川を使ったことにも注目。第3節はスタメン落ち。石川は「スタメンをとって活躍出来たら今まで以上に成長できると思っている。僕に与えられたチャンス、めちゃめちゃいい機会だと思っている。イタリアに来た頃は日本人選手が珍しくて対等に見てもらえない期間も経験してきた。トップチームからオファーいただけるのは決して自分じゃ無理とか思わなかった。誇りを持ちたいし今までやってきたことに自信がある、よかったと思っている」。