東京の上野動物園で生まれ育ったシャンシャンは去年2月に中国に返還された。去年11月にりんごやたけのこの皮を食べている写真などを紹介。シャンシャンが暮らすのは中国・四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センターで、東京ドーム85個分の広さに約60頭のパンダが保護されている。去年10月からシャンシャンの一般公開が行われた。案内板では「香香」と書かれており、日本から来たということも記されている。シャンシャンを飼育している趙蘭蘭さんで、趙さん以外の人はシャンシャンに近づかないよう見守り、趙さんは毎日シャンシャンに言葉をかけ少しずつ周囲の環境に馴れさせた。シャンシャンは毎日竹を約16kg、たけのこを約6kg、りんごを約400g食べており、健康状態は良好である。ジャイアントパンダのメスは3~4歳頃から20歳前後までの間が繁殖に適した年齢で、シャンシャンは6歳でパートナーについて国レベルでの調整が必要で提供できる情報はないという。