ソウル五輪 シンクロナイズドスイミング銅メダリスト・小谷実可子さんは一度現役を退いたが、マスターズ大会が日本で開催されたのをきっかけに4年前現役復帰。58歳にして競技に取り組んでいる。競技団体や統括団体などで重責を担う他、2人の娘の母親でもある小谷さんが現役を継続するのは簡単ではないが、自分の変化、進化が感じられるのは喜びだと語る。目標は7月にシンガポールで開催されるマスターズ世界選手権。小谷さんは4種目に出場予定。チームの結束力を高めるため行われた忘年会も技術の議論の場に変わるなど真剣勝負の信念が見られた。小谷さんは目標があれば50歳過ぎてからが楽しいと言われたが、還暦を迎えることが楽しみになる自分は想像していなかったと振り返った。目標はマスターズ4冠という。