ニューヨーク・タイムズはトランプ政権の1期目だった2019年のはじめ、米軍が北朝鮮上陸の秘密作戦を試みたと報じた。実行したのは海軍の特殊部隊「シールズ」で、目的はキム総書記の通信を傍受する電子機器の設置だとしている。シールズの隊員は夜間に北朝鮮の沿岸に原子力潜水艦で接近し、小型の潜水艇に乗り込んで海岸に近づいた後泳いで上陸した。するとそこに小型のボートが近づいたため、発覚をおそれた隊員が発砲しボートの乗組員全員を殺害し撤退したという。乗組員は武装しておらず、漁民とみられるという。北朝鮮と協議を進めていた1期目のトランプ政権は、作戦と同じ年の2月には2回目の米朝首脳会談が実施されていた。「キム総書記の考えを知ることが優先課題だった」と報道では伝えている。突如報じられた6年前の秘密作戦について、トランプ大統領は「何も知らない。初めて聞いた」とコメント。米国防総省はNHKの取材に「コメントすることはない」としている。
