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「ジェイス」 のテレビ露出情報

しかし街の人からは「我慢することを教えるにはちょうど良い機会だと思う」という声も聞かれる。一般社団法人ジェイス代表理事・臨床心理士・武田信子は「我慢は普段の日常の中の小さなことの積み重ねの中で学んでいく。ずっと待たせたからといって教育的に子どもたちに意味があることにはならない。親が子どもたちを抱えてずっと待っているのはとても大変なので、親の負担を軽減するという意味でこどもファストトラックが歓迎される」と話す。SNSには批判的な意見が出ており、実際にも周囲からの目を気にして“優先レーン”は使いづらいという親も多い。日本総研上席主任研究員・池本美香は「子どもがいるだけで優先される事に対してもやもやした気持ちを持つ人もいる。子どもがいるいないでカテゴリーに分けてみんな支援が必要と思われてしまうことに対して違和感感じる人も少なくない。イライラするような行列を社会全体としてなくすことが一番の解決策」、東京大学大学院経済学研究科教授・山口慎太郎は「“こどもファストトラック”は財政的支出はほとんどなく、非常に小さいコストで始めることができ、うまくいけば社会全体に子どもを大事にする子育てを応援する風潮を作ることにつながる。子どもも大人になれば待つ側にかわる。社会で“お互い様”という受け入れ方ができるようになればいい」と話す。

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