米国のトランプ次期大統領が20日に就任する。飯田香織解説委員が「トランプ大統領は連邦議会の前で正午ごろ、日本時間の21日午前2時ごろに宣誓をしその後演説する。この式典とは別に当日はパレードのほか3つの舞踏会などが開催され、こちらは寄付で運営されることになっている。これまでに200億円を大きく超える金額が集まっており、過去最高となる見込み。100万ドル、日本円にすると約1億6000万円の寄付をしたのがアマゾン、メタ、グーグルの親会社マイクロソフト、それに個人としてのアップル・ティムクックCEOやオープンAIのサムアルトマンCEOらとなっている。これまでトランプ氏とは距離を置いてきた大手IT企業とそのトップ。このうちベゾス氏やザッカーバーグ氏については、トランプ大統領のすぐ近くで宣誓の式典に参加すると伝えられている。トランプ氏に最も影響力がある実業家は、世界一の大富豪でトランプ氏の再選に向けて300億円以上の献金をしたイーロンマスク氏。“影の大統領”とも言われている。それだけにライバル企業は、マスク氏が率いるSNS企業やAI開発企業が政府からえこひいきされるのではないかと懸念をしている」とスタジオで述べた。