共和党大会の会場から小田島拓也記者が中継。銃撃事件の影響を感じるかについて「会場は熱気、高揚感に包まれトランプ氏が姿を見せると涙ぐむ人もいた。トランプ氏が事件直後に団結を呼びかけたことを評価する声も聞かれ、共和党支持者の結束が高まっていると感じた。」などと話した。しかし、会場に姿を表したトランプ氏は控えめで時に過激だったこれまでのパフォーマンスは形を潜めた。穏やかな笑みを浮かべながら手を降って歓声に答えた。
副大統領候補・バンス上院議員が選ばれた理由について小田島さんは「バンス上院議員の主張は米国第一主義を掲げる米国・トランプ前大統領の主張に極めて近く、早い段階から副大統領候補の有力な1人として名前が挙がっていた。バンス上院議員の名前を一躍有名にした本は自身の経験をもとに製造業が衰退した地域、いわゆるラストベルトに暮らす白人労働者層の日常を描いた本でベストセラーになった。バンス上院議員は、製造業の労働者を守り抜くと訴えていて、トランプ前大統領としては選挙の勝敗を分けるペンシルベニア州やミシガン州などの激戦州の労働者を取り込みたいというねらいもあると見られる。バンス上院議員は39歳と若く年齢への不安から、身内からも撤退論が上がるバイデン大統の陣営との違いを鮮明にして、若い世代にもアピールすることも可能になる。トランプ前大統領は過激、強硬な主張はバンス上院議員に任せ、自らはこれまでの攻撃的なスタイルを控え国民の融和や結束を訴えるリーダー像を前面に出していくという役割分担を考えている可能性もあり、党大会最終日のトランプ前大統領の演説でのメッセージが注目」などと話した。
副大統領候補・バンス上院議員が選ばれた理由について小田島さんは「バンス上院議員の主張は米国第一主義を掲げる米国・トランプ前大統領の主張に極めて近く、早い段階から副大統領候補の有力な1人として名前が挙がっていた。バンス上院議員の名前を一躍有名にした本は自身の経験をもとに製造業が衰退した地域、いわゆるラストベルトに暮らす白人労働者層の日常を描いた本でベストセラーになった。バンス上院議員は、製造業の労働者を守り抜くと訴えていて、トランプ前大統領としては選挙の勝敗を分けるペンシルベニア州やミシガン州などの激戦州の労働者を取り込みたいというねらいもあると見られる。バンス上院議員は39歳と若く年齢への不安から、身内からも撤退論が上がるバイデン大統の陣営との違いを鮮明にして、若い世代にもアピールすることも可能になる。トランプ前大統領は過激、強硬な主張はバンス上院議員に任せ、自らはこれまでの攻撃的なスタイルを控え国民の融和や結束を訴えるリーダー像を前面に出していくという役割分担を考えている可能性もあり、党大会最終日のトランプ前大統領の演説でのメッセージが注目」などと話した。