2011年に来日したリーリーとシンシンは現在19歳。高血圧治療のためきのう中国へ返還された。最後の観覧日には大行列ができていた。成田空港には約500人のファンが。上野動物園には5頭のパンダがいたが、今はシャオシャオとレイレイだけに。2頭も返還期限が迫っている。上野からパンダが消えるかもしれない。上野観光連盟・名誉会長・二木忠男さんは「都知事は双子ちゃんを可愛がってくださいねと言っていた。ただ我々はどうしたらいいか」と話す。二木さんは10年以上、パンダ誘致の活動をしてきた。肩書きはパンダ専任大使。リーリーとシンシンの誘致の際には上野の声を集め東京都にかけあった立役者。誘致案1・シャオシャオとレイレイを中国のパンダと交換。パンダを増やすのに重要なのが繁殖。繁殖には新たなパンダが必要。双子のどちらかを交換し日本で繁殖を試みる。誘致案2・シャンシャンが来日。シャンシャンと新たなオスを誘致、日本で繁殖させたいという。