FRB(連邦準備制度理事会)・パウエル議長は23日、ジャクソンホール会議で行った講演で、来月に利下げを行う考えを明らかにした。パウエル議長は「インフレの上振れリスクが減少した一方、雇用の下振れリスクは増加している」との認識を示し、「労働市場を支えるためなら、できることは何でもする」と強調。そのうえで「金融政策を調整する時が来た。金利が向かうべき方向は明確だ」と述べ、来月から利下げを始めることを強く示唆した。今後の利下げの幅やペースは「データ次第」として、具体的な見通しを示すのは避けている。
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