カナダ総選挙は与党・自由党と最大野党保守党の戦いとなるが、トランプ大統領は「カナダをアメリカの51番目の州に出来る力と知恵を持った人物に投票しましょう」とコメントしている。これを受け保守党・ポワリエーブル党首は「カナダの将来を決めるのはカナダ人だけ」と反論している。トルドー前首相の政権では住宅価格の高騰などから支持率が約20ポイント下回る状況となっていたが、カーニー首相がトランプ関税への徹底抗戦を主張して支持を受ける中、対するポワリエーブル党首もアメリカ離れを伺うもののトランプ氏と政策の距離が近いとの指摘があるという。