東京スカパラダイスオーケストラはジャマイカ発祥のテンポの速さが特徴のジャンル・スカを圧倒的に演奏することで知られているが、これまでには菅田将暉やさかなクンなどと多様な相手とコラボし、バナナマン単独ライブのテーマソング「グランドスラム」を手掛けたこともあった。35周年を迎えた彼らだが、大事にしている言葉は「No Border」だという。谷中敦さんはメキシコの人気スカバンドのライブの前座として参戦すると、お客さんも巻き込んで大合唱する様子に感銘を受けたと振り返り、誰でも出入り自由な空間がライブには出来ていたと振り返った。NARGOさんはジャマイカでは60年代・イギリスでは70年代にやって来たスカの波が日本には80年代にやってきた中で結成した形だと振り返った。海外でも1991年 フランスワールドミュージックフェスティバルでベストミュージシャン賞を受賞するなどし世界30カ国に渡って活躍してきたが、その一方で未だにスカイパラダイスだと勘違いされてしまうことはあるとNARGOさんは苦笑いする様子を見せた。