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「ジュネーブ(スイス)」 のテレビ露出情報

WHOの総会で感染症対策の強化のための新たな国際条約「パンデミック条約」が採択された。今日は条約内容や今後の課題について考える。これまでに世界全体で7億7,700万人以上の感染が確認され、死者が709万人以上となっている新型コロナウイルス。パンデミック条約は新型コロナウイルスが感染拡大した時、先進国と途上国の間で対策に格差が生じた教訓から制定が呼びかけられた。採択された条約の主な内容は「ワクチン製造技術 途上国への移転促進」、「病原体の情報共有する新たな枠組み」、「製薬会社 WHOにワクチンを提供」など。条約の詳細は来年の年次総会までに詰める予定。条約にはWHOからの脱退を表明しているアメリカは不参加で、実効性のある枠組みになるのか懸念もあるが、それでも大きな一歩を踏み出したと言える。ただ、課題は山積みで世界の感染症対策といえるWHOの体制が揺らいでいる。WHOは最大の資金拠出国のアメリカの脱退表明で財政難に直面。来年からの2年間の予算案では当初の53億円から42億ドルと11億ドル削減される。テドロス事務局長はさらに現在の76部門を34部門に絞り込むことにしている。またアメリカはCDCなど感染症分野で世界屈指の人材や情報分析能力を持つ政府機関を抱えている。しかし、WHOからの脱退で各国との協力に影響が出ることが懸念されている。今回のWHOの総会では国際社会の分断を表す一幕もあった。アメリカのケネディ厚生長官のビデオメッセージが流され、この中でケネディ長官は”WHOは官僚主義の肥大化や凝り固まった考え方、国際的な権力政治に陥っている。中国からの政治的な圧力に屈した”などと批判。これに対して、中国側は”アメリカは他国への中傷や責任転嫁をやめ国際社会の懸念に速やかに対応すべき”と反論した。横川さんは「イギリスの医学雑誌ランセットは2050年までに2500万人以上の死者を出す新たなパンデミックが発生する確率を48%と推定する報告をまとめている」と話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月21日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルANN NEWS
WHOの加盟国は、新型コロナウイルスの感染拡大を教訓に、新たなパンデミックに備えるため3年以上にわたり議論を続けてきた。20日に開かれたWHOの年次総会で、感染症対策の国際ルール「パンデミック条約」が採択された。製薬会社がワクチンなどの20%をWHOに提供し途上国に配分するほか、ワクチン製造技術や病原体などの情報を各国で共有することなどが盛り込まれた。WHO[…続きを読む]

2025年5月21日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
WHO総会でパンデミック条約が全会一致で正式採択した。 採択を受け事務局長は「WHOと世界の保健衛生の歴史の中で最も重要な成果の1つとなるだろう」などと話した。条約は60か国が批准などの手続きをしたのちに発効される。WHOからの脱退を表明したアメリカは欠席。

2025年5月21日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,NEWS
「パンデミック条約」は新たな感染症の世界的流行にそなえ3年前から協議が進められていたもので、20日WHOの総会で全会一致で採択された。条約では途上国にもワクチンが円滑に行き渡るようにするため、製造したワクチンの20%をWHOに提供することが定められている他、病原体の情報共有や技術移転の促進なども盛り込まれている。ただ、最大の資金拠出国であるアメリカはWHOか[…続きを読む]

2025年5月21日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道INTERNATIONAL NEWS REPORT
WHOの加盟国が交渉を行ってきた「パンデミック条約」がWHOの総会で採択された。ワクチン製造などに関する技術や知識の途上国への移転を促進するなどといった取り組みが盛り込まれた。

2025年5月20日放送 23:40 - 23:45 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
新型コロナウイルスの感染拡大の教訓を踏まえ、WHOの加盟国が交渉を行ってきた「パンデミック条約」が全会一致で採択された。一方で、WHOからの脱退を表明しているアメリカは総会を欠席した上で、ロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官は条約への不参加を明らかにした。

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