7月はシジュウカラのヒナが巣立つ頃。鈴木俊貴はシジュウカラが「ヘビに気をつけろ」という言葉をいつ学ぶか研究を続けている。巣箱の下にヘビのレプリカを置いたが、親鳥は何もアクションを起こさなかった。避暑地の軽井沢でも今夏は猛暑となるなど気候変動の影響で鳥の生態にも変化が起きている。ジョウビタキは冬鳥だったが、軽井沢には1年中いるようになったという。鈴木は「思った通りにならないこと自体に理由があって、それが発見につながる。自分がやっている研究が一番おもしろい自信はある」と語った。実験を続けて3日目、ヘビを見つけた幼鳥が「ジャージャー」(ヘビだぞ)と鳴く様子を観察することができた。
