インドネシアの大統領選での健保裁判所によるルール変更について伊藤支局長が解説。インドネシアではジョコ大統領が王朝を築く試みと言われ連日報道されているが立候補資格の年齢を引き下げ判断にはより若い世代が政治参加できると肯定的な意見もある。有権者は約2億人で半分余りが40歳以下、若い指導者に期待するのも特徴。ジョコ大統領はギブラン氏の立候補を巡る一連の問題の関与を否定している が世襲の問題については「どんな選挙であれ投票は国民で国民が決める。それが民主主義」と述べあくまで国民判断としているということ。専門家の自信についての指摘は現在最新の調査でもプラボウォ氏とギブラン氏の支持率は高いままだが専門家は都市中間層などは批判的な報道を目にして民主主義のリスクとして懸念の傾向があり市民はあまり懸念を持たない傾向があると分析している。ジョコ大統領の支持率は9年ほど7割のままで高い人気で他候補者はギブラン氏批判で自分が叩かれるのではとリスクを感じているとみられるということ。