インドネシアの大統領選で支持率50%超のプラボウォ国防相。親しみやすさを全面に押し出した選挙戦を展開し、かわいいを代名詞に支持拡大を図っている。しかしその経歴は候補者にふさわしくないとの声も。軍の最高幹部として独裁的なスハルト政権を支え、民主活動家の拉致事件に関与したとして軍籍を剥奪された過去がある。拉致された22人のうち今も13人が行方不明で、人権団体が抗議活動を続けている。副大統領候補にはジョコ大統領の長男・ギブラン氏を選び、政治が一族に私物化され民主主義が脅かされるとの批判がある。
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