イギリスには様々な風習が残っていて、1500基のガス灯は現在はタイマー式に変わったものの、一部は点灯員が2週間ごとに機械時計のネジを巻いているという。イギリスには識字率の低かった時代にタウン・クライヤーというニュースや条例を大声で市民に伝える役職の人も存在していたが、現在も儀式やお祭りなどで活躍するだけでなくジョージ王子の誕生などを伝えている。イギリスの法律には様々なものがあり、現在も武力行使を防ぐため議会で鎧を着用することを禁止する条例があり、禁酒を奨励するためにパブで酔っているところを見つかったら罰金となる条例などがあるという。時代錯誤な法律は死んだ法律を意味する「デッド・ロウ」と呼ばれ、法律委員会は817ものデッド・ロウを廃止すべきと提案したという。末延さんは京都の文化だけでなく、日本人が全体で持っている文化や慣習を大切にして欲しいとコメント。吉永さんも街中を新しいものに変える中で古いものが無くなってしまっているとコメントしている。