今村さんのプロの眼。テーマは「投開票日までおよそ1年。アメリカ大統領選」。現在の共和党の指名争いはトランプ前大統領のほぼ独走状態とのこと。強さについて今村さんは「岩盤支持層3割」、「圧倒的な知名度」、「大統領を経験している」という3点を挙げた。一方、民主党はバイデン大統領の独走状態。接戦6州ではトランプ氏の支持率は4州で5ポイント以上上回るという結果が出ていて、民主党に衝撃が走っているという。バイデン氏苦戦の理由として今村さんは「高齢(今月で81歳)」、「経済運営への支持が非常に低い」とした。今村さんは「トランプ氏が4件起訴されているが、共和党はトランプ氏を守れという評価になっているが、この裁判事態トランプ氏に不利に展開していて、一部有罪判決が出るのではと言われている。そうすると無党派層中心にトランプ氏に有罪判決が出るならバイデン氏に投票先を変えるという人が6%くらいいる。影響が出てくるのはこれからという見方がある。そうしたところを踏まえると、まだ1年あるので、トランプ氏が勝つ可能性も十分あるという状況」などと話した。