- 出演者
- 南利幸 井上二郎 清水敬亮 赤木野々花
オープニング。
日本製鉄によるUSスチールの買収計画について審査を進めている米国政府の対米外国投資委員会が、安全保障上のリスクを生じさせると判断し、バイデン大統領が近く買収の阻止を発表する、と欧米メディアは報じている。ワシントンポストは13日、大統領が11月の大統領選挙の後まで判断を下さないかもしれないことをホワイトハウス関係者が示唆した、などと伝えた。これまで大統領が買収の阻止を発表するとの報道を受けて、USスチールが本社や生産拠点を置く東部ペンシルベニア州の関係者、それに投資家が買収計画のとん挫は地元経済に大きな打撃を与えるなどと反発の声をあげている他、日本製鉄の幹部は11日、米国政府高官と面会するなど買収の承認に理解を求めたと見られている。
自民党総裁選挙はきのう共同記者会見が行われ、候補者9人による論戦が本格化していて、政治とカネの問題を受けた党改革や政治改革の在り方が争点の1つとなっている。旧安倍派などで政治資金収支報告書に不記載があったことへの対応を巡り、加藤元官房長官は“政党交付金から不記載額に相当する金額を国庫に返納する”としている。河野デジタル大臣は“不記載があった議員に対し同額を返還するよう求め、応じた場合、選挙で公認する”としている。石破元幹事長は“議員に厳しく反省を求めて、倫理観の確立に全力を挙げ、総裁自身も説明責任を負う”としている。また党から議員に支給される政策活動費の扱いも議論になっていて、小泉進次郎氏、茂木幹事長が廃止を、小林鷹之氏が“使いみちを毎年公開し、できない場合は廃止する”ことを主張している。党や政府によるチェック機能の強化を掲げる候補者もいて、高市経済安全保障担当大臣は、“会計や財務の専門家などの協力を得て、公正性を担保する”としている。林官房長官は“米国をモデルに独立行政機関を設置する”としている。上川外務大臣は、“民間企業並みのコンプライアンス体制を整える”としている。一方、9人はいずれも今回の問題の再調査や、収支報告書に不記載があった議員への処分の見直しについて、否定的な考えを示している。きょうは日本記者クラブ主催の公開討論会に臨んだあと、名古屋市に移動して街頭演説を行うことにしている。
立憲民主党の代表選挙。4人の候補者はきのう徳島市で政策討論に臨み、会場から原発を含むエネルギー政策について質問が出された。4人はきょう、岡山市と大阪市、神戸市で街頭演説や討論に臨む。
セブン&アイが外為法により、外資による日本企業への出資規制のコア業種となった。財務省は全ての上場企業に最新の事業内容照会し、その申請を受け決定。外為法による規制は経営権に関わる出資ではいずれの区分でも必要となり、今回はカナダのアリマンタシォン・クシュタール買収提案への影響焦点になる。セブン&アイは「事業を精査した上で回答していますが、買収提案とは無関係。」と回答。
旧優生保護法で不妊手術を強制されたとする裁判で、原告・弁護団は1人あたり1500万円の慰謝料支払いで和解するなどを盛り込んだ合意書に調印した。これで一連の裁判は国が過去の過ちを認める形で終結した。一方で国会では差別をおそれこのような裁判を起こすことができない被害者もいると議論されている。
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政府は75歳以上で医療費3割自己負担対象者を広げることを検討するとして新たな高齢社会対策を決定した。一方で高齢者がより長く働ける環境も整える必要性から、リスキリングの充実や60代の就業率を5年後に5%にすると掲げた。
風力発電施設の建設に反対した住民の個人情報を警察に収集され、中部電力の子会社に提供されたのは違法だと訴えた。名古屋高裁は憲法に反することは明らかだとして、県に対し警察が集めた個人情報の一部抹消と440万円の支払い命じる判決を出した。原告の弁護団はこのような判決は今までで初めてとみられると話した。
米ボーイング社の労働組合は賃上げなどの協定案が組合員の反対で否決され、13日から16年ぶりストライキ実施。シアトル郊外などの工場の従業員約3万3000人が対象で、ストライキが長期化した場合生産に影響が出ることも予想される。
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気仙沼の復興について考える催しのため企画者の佐藤さんが高校生らとともに2泊3日で紹介した。1日目は気仙沼市震災復興・企画部長より「こわれたところではなく、まちづくりをどうするか」という重要性を話した。2日目は実際に町で商売をしてきた人たちに話を聞いてきた。町を再建するにあたって何が重要か、自分のやりたいことと地域の課題の一致の重要性を話した。その後夜は参加者でバーベキューをし、能登の高校生らと交流を深めた。今回参加した由奈さんは「能登に帰ったらまずは地域の人をもっと知ることから始めようと決めた。見た目だけの復興ではなく交流を活性化させてからのほうが本当の復興になると思った」と話した。最後に企画者の佐藤さんは「この先も高校生たちを応援し、なにかあったら協力しあえるような関係でありたいと思う」と話した。
秋場所で関脇の大の里が正代と取り組みし、立ち合いから一気に試合を決め勝利し、6連勝となった。続いて琴櫻と御嶽海の試合では寄り切りで琴櫻が勝利し、連敗を阻止した。
日本バドミントン協会は去年に続き、来月のデンマークオープンの出場を希望していた東野選手と櫻本選手の登録が漏れてしまい、選手が出場できないことがわかった。東野選手はパリ五輪後女子ダブルスに転向し、新たに櫻本選手とペアを組みロサンゼルス五輪に向けた最初の遠征の見通しだった。協会は昨年も提出書類不備で選手が大会に出場できず、これに対し東野選手は岩見沢市役所の表敬訪問時にやりきれない想いを口にした。
INAC神戸が観客が観戦後満足度に応じてチケット代を支払うポストプライジングを取り入れた。昨シーズンのカップ戦で1試合限定で実施し、チケット収入がシーズン1試合より多かったことから採用。本日開幕のリーグ戦でも取り入れ12月までのホーム5試合すべてで実施する。これによりリーグ全体で観客を増やすことが課題となる。WEリーグの開幕戦では昨年3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザと3連覇を狙う三菱重工浦和レッズが組まれている。
97回目となる来年春のセンバツ高校野球大会は来年3月18日に開幕し、休業日を含む13日間の日程で開催。日程が順調に進めば決勝は3月30日に行われる。来年1月に出場校を決める選考委員会が開かれ、21世紀枠2校と神宮大会枠1校を含めた32校が決定する。
経済情報を伝えた。
関東の気象情報。