- 出演者
- 伊藤良司 西川典孝 林田理沙 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 豊島実季 荒木さくら
オープニング映像が流れた。
台風13号は暴風域を伴って奄美地方に最接近しているため、暴風に厳重警戒が必要。南西諸島や九州南部では雷伴い非常に激しい雨が降って大雨になるおそれがある。奄美地方では暴風に厳重警戒するとともに土砂災害にも警戒しなければならない。
自民党総裁選挙に立候補した9人。日本記者クラブが主催する公開討論会に望み、それぞれの基本的な主張を述べた。高市経済安保相は「経済成長を追い求める」、小林鷹之氏は「経済・安全保障・イノベーション・教育この力をバランス良く高めていく、世界をリードする日本を創る」、林官房長官は「実感できる経済再生、新しい資本主義・成長と分配の好循環この流れを確かなものにする」、小泉進次郎氏は「政治改革、使い道のわからない政策活動費は廃する。」、上川外相は「誰一人取り残さない日本の新しい景色をつくっていく」、加藤元官房長官は「国民の所得倍増、賃上げを起点とした新しい好循環」、河野デジタル相は「改革の実績・熱さと速さ、日本の経済が発展したそう言われるような改革」、石破元幹事長は「全ての人に安心と安全を示す」、茂木幹事長は「増税ゼロの政策推進して経済を再生し、所得・年収を上げていく」などとそれぞれが語った。
過去最多となる9人の候補者が乱立し、「派閥なき総裁選挙」と呼ばれる今回の自民党総裁選。政治部の西井建介氏によると、全体として見ると派閥の影響力は弱まったが、影響力が残っている面もあるという。9人の候補者の推薦人を見ると、4人が特定の派閥・旧派閥の議員がその推薦人の多くを占めている。例えば、河野デジタル相は20人の推薦人の内、18人が唯一存続している麻生派に所属していて、派閥の会長である麻生副総裁も支援を表明している。また、林官房長官の推薦人も15人が旧岸田派の議員で占められている。さらに、茂木幹事長も旧茂木派の議員14人の推薦を受けている。高市経済安保相も旧安倍派所属の議員14人に推薦されている。高市氏は前回の総裁選では安倍元総理に支持を受けていた。一方、残りの5人の候補者は派閥とのつながりは比較的薄いとみられる。小泉進次郎氏は推薦人の内14人が無派閥の議員であり、菅前首相の支援を受けている。また、石破元幹事長も自身の14人の推薦人が無派閥議員である。小林鷹之氏は旧二階派の出身だが、旧二階派の推薦人は5人に留まっている。上川外相は旧岸田派の出身だが、推薦人の約半分は麻生派に所属している。加藤元官房長官は旧茂木派の出身だが、旧茂木派所属の推薦人は6人に留まっている。
「政治とカネ」を巡る問題について、「政治資金収支報告書」への不記載への対応については加藤元官房長官は不記載額分を政党交付金から返納する、河野デジタル相は不記載議員に同額を返還するように求める、石破元幹事長は倫理観の確立に全力を挙げ総裁も説明責任を負うべきなどと主張している。また、党から議員に支給される「政策活動費」の扱いについては小泉進次郎氏と茂木幹事長が廃止を訴え、小林鷹之氏はその使途を毎年公開し、出来ない場合には廃止するとしている。党や政府によるチェック機能の強化については高市経済安保相は専門家の協力を得て公正性を担保する、林官房長官はアメリカをモデルに独立行政機関を設置する、上川外相は民間企業並みのコンプライアンス体制を確立すると主張している。これまでの論戦について西井氏は「支持率も低下しており、再発防止に取り組まなければ国民の納得は得られないとの危機感はうかがえるが、不記載があった議員への処分の見直しや再調査の実施をすると主張する候補者はいなかった。80人あまりの不記載があった議員に対して追加で厳しい対応を取れば、総裁選での投票行動に影響があるのではないか。世論と議員からの支持の両方を意識しながら選挙戦を戦っているようにみえる」などと述べた。
経済政策について高市経済安保相は成長分野への戦略的な財政出動を訴え、小林鷹之氏と石破元幹事長は地方への投資に注力すべきとの認識を示し、小泉進次郎氏と河野デジタル相は解雇規制の見直しやデジタル化の加速などの規制改革を訴えている。国民所得の向上については林官房長官は最低賃金の引き上げ、上川外相は物価高対策、加藤元官房長官は国民の所得の倍増、茂木幹事長は増税ゼロの政策などをそれぞれ主張している。
総裁選挙の仕組みは国会議員1人1票の「国会議員票」と全国の党員によって投じられる「党員票」で構成されている。一回目の投票で過半数を獲得する候補者がいなかった場合は、上位2人による決戦投票が行われる。決戦投票は「国会議員票」と「都道府県連票」によって構成されている。決戦投票では「国会議員票」の比重が高くなる。
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現時点の総裁選の情勢について、西井氏は「一昨日告示されたばかりで、見通すのは難しいが、9人が立候補し、その推薦人も含めると189人となり、国会議員票の半分以上となるため、浮動票は限られてくる。そうなると党員票の動向で差が出てくる可能性がある。また、論戦を見てから投票先を決める場合もあるので支持傾向も変わっていく可能性がある」などと分析した。
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今回の総裁選は決戦投票にもつれ込むの可能性があるが、その際の派閥の影響について西井氏は「一部の旧派閥では、決戦投票時はまとまって行動しようと相談しているという話も聞く。2012年の総裁選挙では1回目の投票時に2位であった安倍元総理が決選投票で逆転したという事例もある。この時、決戦投票の前に派閥の関係者からメールで投票先の支持があったという声もある。旧派閥の干渉があるかないかで結果が変わるので、最後まで流動性がある」などと話した。
立憲民主党の代表選挙。自民党総裁選挙の候補者は、政治とカネの問題の解決に後ろ向きだなどと4人の候補者が揃って批判した。告示から1週間。立憲民主党の代表選挙は終盤に入り、4人の候補者はきょう岡山市で街頭演説に臨んだ。野田元首相は「(自民党の)総裁選も始まった(立候補した9人に)たった1つの共通点ある”裏金問題”に対して事態を解明しようというその姿勢はまったくない金権政治に決別するため自民党の政治文化を粉砕していく」などと語った。枝野前代表は「”裏金議員”を堂々と推薦人の中に並べる何も反省していない自民党にしっかりメスを入れていく」などと語った。泉代表は「ルール違反した自民党議員を退場させるのが正しい判定だと思っているのではないか必ず自民党に勝たせてもらう」などと語った。吉田晴美氏は「(自民党総裁選の候補者は)”政策活動費は廃止””防衛増税やらない”支持を得たいと短絡的な発想。永田町に染まっていない立場でそんたくなく政治を語る」などと語った。4人は、あすは宇都宮市や仙台市で街頭演説などを行う。
バイデン氏の撤退で急遽大統領候補となったハリス氏。本当に大統領としての資質があるのか民主党支持者の間でも不安視する声があったが、初対決となったテレビ討論会ではトランプ氏の挑発にも乗らず、終始威厳と冷静さを保ったハリス氏。米国のCNNテレビの調査では、ハリス氏がよかったと答えた人は63%に上った。今回の討論会について米国の政治外交に詳しい専門家、上智大学・前嶋和弘教授は「しっかり言葉を返せるんだと民主党支持者の評価高い。」などと話した。討論は米国で深まる分断を反映して、具体的な政策論争には踏み込まず、自分の支持者に主張を訴えただけだと指摘。物議をかもした、トランプ前大統領の「スプリングフィールドでは流入した人が犬や猫を食べている」という発言についても受け止め方は党派によって全く異なる。当局が否定したという情報でも、共和党側から見ればすでに拡散されている事実として映り、トランプ氏の支持を下げることにはつながらないと指摘。前嶋教授は、今回の討論会では双方がそれぞれの支持層を固めるにとどまり、最終的には僅かな票の動きで勝負が決着すると見ている。トランプ前大統領はさらなるテレビ討論会には応じない考えを示し、ハリス副大統領との直接対決はこれが最初で最後となるかもしれない。投票日まで残り50日余り。
秋場所7日目は関脇大の里が小結平戸海と対戦。連敗していた平戸海から白星を掴んだ。大の里は幕の内では自身初となる7連勝となった。大の里を星1つの差で追う大関琴櫻は若元春との対戦。寄り切られ若元春が勝利した。中入り後の勝敗を紹介。竜電が4連勝。北勝富士が絵3連勝と調子を上げている。欧勝馬も4連勝で5勝目を挙げた。霧島が6勝目でただ一人一敗を守った。
大リーグでは菊池雄星投手がアストロズに移籍後4勝0敗となっている。対エンジェルス戦に登場した菊池は4回ウラ、4点で2点リードの場面で1点差に迫られた。その後はランナーを許さず7回3失点にまとめ、9勝目を挙げた。5対3でアストロズの勝利。
ドジャースの大谷は「50-50」に前進はならず、4打数ノーヒットとなった。6対2でブレーブスの勝利。
巨人は2点をリードされ6回、マウンドには2人目の船迫。ヤクルト村上との勝負。村上に特大の2試合連続となる27号ホームランを打たれた。その後もホームランを打たれ、リードを4点に広げられた。反撃したい打線は7回、1アウト1塁・2塁で坂本。タイムリーを放ち1点を取った。4番の岡本和真は見逃し三振となった。4対1でヤクルトが勝利した。
阪神は7回ウラ、1点差に迫った満塁で代打の原口。タイムリーを放ち同点に並びつけた。なおも満塁で2番中野が登場したが、空振り三振。9回ウラ、2塁・3塁の場面で再び中野。サヨナラタイムリーを放ち、4対3で阪神が勝利した。
DeNAは1回ウラ、4番オースティンが打席へ。23号2ランで3試合連続で先制点。その後に追い付かれ、6回表に3人目の山崎がピンチを招いた。中日はピッチャー福谷。2点を勝ち越され、4対2で中日の勝利。
ソフトバンクは1点リードの5回二塁三塁で甲斐がタイムリーヒットで追加点を上げた。そのあとツーアウト満塁で栗原がタイムリーツーベースを放ち、この回5点を奪ってオリックスのカスティーヨを攻略する。6回にも満塁のチャンスを作り緒方理貢がタイムリースリーベースで先発全員アンダー。ソフトバンクは2桁得点の猛攻で5連勝。