2024年8月24日放送 21:00 - 22:00 NHK総合

サタデーウオッチ9
台風接近気になる最新情報▼コメ不足の実態を探る産地を取材

出演者
伊藤良司 西川典孝 林田理沙 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 豊島実季 荒木さくら 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
”雨が心配”の中 花火大会は

きょうも全国的に大気の状態が非常に不安定に。週末、各地で予定されているイベント。東京・武蔵村山市でも今夜は恒例の花火大会。ところが午後から空には雲がかかり、雨が降り出しそうな空模様に。大会の関係者も注意深く雨雲の動きを見守っていた。そして、午後7時40分ごろ花火が上がった。ところがその15分後、急に雨が降り始めた。突然の天気急変に多くの人が会場を後にしていた。夏のイベントにも影響を及ぼしかねない、この大気の不安定な状態は今夜遅くにかけて続くほか、あすも東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり、非常に激しい雨が降るおそれがある。

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宇都宮市(栃木)武蔵村山市(東京)
台風10号 来週火曜日に接近か

気になるのが台風10号。来週火曜日に非常に強い勢力となり、あまり勢力を弱めないまま西日本から東日本にかけて接近するおそれがある。台風の進路予想にはまだ幅があるが、西日本から東日本では、来週火曜日や水曜日は雨や風が強まり大荒れの天気となる可能性がある。このため、JR各社は東海新幹線など各新幹線で、全線または一部の区間で計画運休を含む運休のほか、大幅な遅れが生じる可能性があるとしている。

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JRYouTube台風10号小笠原村(東京)東京駅東海道新幹線
台風10号 非常に強い勢力で接近へ

台風10号の今後の進路を解説。

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台風10号
大谷翔平 史上6人目 40本塁打40盗塁

大リーグ、ドジャース・大谷翔平選手が史上6人目となるホームラン40本、40盗塁の40−40を達成した。レイズ−ドジャース。大谷は4回の第2打席、内野安打で出塁すると、まずは、日本選手ではイチローさん以来のシーズン40盗塁をクリア。そして同点の9回、記録に残る1本は記憶に残るサヨナラ満塁ホームラン。史上6人目となる40−40を最高の形で達成した。大谷選手「本当にいい思い出になった」。出場126試合目での達成は、これまでの最速記録より20試合以上早いハイペース。

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イチロータンパベイ・レイズロサンゼルス・ドジャースロサンゼルス(アメリカ)大谷翔平
店でコメが品薄 背景と産地の状況は

埼玉県越谷市にある「スーパーマルサン」。十分な量ではないものの米は定期的に入荷している。この日、5キロ入りの米を100袋用意したが、夕方6時前、2キロ入りやもち米などを除いて5キロ入りは売り切れた。その後も売り場に来る人が相次いだ。なぜ米が品薄なのか。農林水産省によると、去年の夏の猛暑の影響などから供給量が減った一方で、外国人観光客による需要が増加。さらに今月8日に南海トラフ地震臨時情報が発表されたことなどをきっかけに、地震や台風に備えた買いだめの動きが出たことが、品薄に拍車をかけた可能性があると見ている。米の生産や消費に詳しい専門家は、もともと在庫が少なくなる時期に需要が増えたことなども要因にあると指摘する。

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南海トラフ地震臨時情報川崎市(神奈川)越谷市(埼玉)農林水産省

関東有数の米どころ茨城県。水戸市のJAの直売所では、去年収穫した米の在庫は少なくなってきているものの、この日は販売されていた。JA水戸営農販売部・小松崎豊部長「まもなく新米も入ってくる。それほどひっ迫感はない」。新米について農家を訪ねる。コメ農家・大谷広城さん「もう少しで刈り取り時期なので、あと4〜5日くらい」。JA水戸では去年、猛暑などの影響で収穫量は減ったが、ことしは水の管理などの暑さ対策を呼びかけ、例年どおりの量の新米を販売できる見通し。来週には収穫が本格化。9月中旬ごろから全国に向けて出荷が始まる。

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水戸市(茨城)水戸農業協同組合
石破元幹事長 立候補を表明

きょう、石破元幹事長が立候補することを表明。一方、立憲民主党の代表選挙は告示まで2週間となった。5回目となる総裁選挙への挑戦。立候補表明の場に選んだのは地元、鳥取県・八頭町の神社。石破元幹事長「最後の戦いとして原点に戻り、支持を求めていく」。

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八頭町(鳥取)石破茂立憲民主党立憲民主党代表選挙自由民主党自由民主党総裁選挙
週明け以降も 複数議員が立候補表明へ

自民党総裁選。すでに立候補を表明した小林鷹之氏はきょう能登半島地震の被災地(石川県珠洲市)を視察した。河野デジタル大臣は、地元(神奈川県平塚市)で合宿を行っている大相撲の力士たちの稽古を見学した。あさって立候補を表明する。浴衣姿で地元の祭りに参加したのは小泉進次郎氏。集まった人たちと記念撮影に応じていた。30日に記者会見し立候補を表明する予定。茂木幹事長も立候補の意向を固め表明時期を検討している。沖縄県宜野湾市での講演で「総理として日本の課題解決の先頭で頑張ってほしい、こういう大きな期待の声をもらっている。近々決断したい」と述べた。立候補に意欲を示している上川外務大臣は議長を務めるTICAD(アフリカ開発会議)の閣僚会合(都内)に出席した。推薦人確保の状況については「いよい着地の姿が見えてきたという印象」と述べた。そして、野田聖子氏は、推薦人の確保に向けた働きかけを続けている。また、林官房長官は来週にも立候補を表明したい考えで、台風10号の状況を踏まえ判断することにしている。高市経済安全保障担当大臣は、近い議員が推薦人の確保にめどがついたとしていて表明する時期を探っている。来月12日に告示、27日に投開票が行われる今回の総裁選挙。国会議員票367票と、全国の党員党友による投票で配分が決まる党員票367票の合わせて734票で争われる見通し。1回目の投票で過半数を得る候補者がいなかった場合は、上位2人による決選投票が行われる。

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街の人はどう見る?

自民党総裁選挙について街の人にインタビュー。「派閥も解消された それがどういうふうに今までと違うようになるのか」「裏金問題などを新しい総裁がクリアできるのか」などの声。

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注目ポイントは?”国民の信頼回復”

自民党総裁選挙の注目ポイントについて、東京大学・先端科学技術研究センター・牧原出教授は「国民の信頼回復。自民党政治改革の問題で、国民の信頼を本当にもう失っている。これをどう回復するかということが今回の総裁選のテーマだと思う。裏金問題、政治改革はまだ道半ば。政治改革をどのように次の候補が担っていくか、ここが非常に大きなポイント」と話す。今回の総裁選挙では、ほとんどの派閥が解散を決めた影響が出ていると指摘する。国会議員票と党員票で争われる自民党の総裁選挙だが、牧原教授は幅広い有権者が注目すべき選挙だという。牧原教授「来年の秋までに必ず衆議院の解散総選挙がある。その時にこの総裁でよかったのか、我々が決めることができる。派閥、政治資金が問題として解消されていくか、どういう施策を取っていくか。国民生活に直結する施策をとるリーダーが現れるかどうか。今のうちに見ておくことが大事」。

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告示まで2週間 各議員の動きは

立憲民主党の代表選挙は来月7日告示、23日投開票の日程で行われる。今週、代表選挙への立候補を正式に表明した枝野前代表。地元のさいたま市大宮区で行われた祭りに参加した。枝野前代表「30年以上育てていただいた地元の応援と声が私の基本。こういう時間が作れてよかった」。立候補する意向を固めている泉代表は、各地での米の品薄を受け米穀店や田んぼを回った。泉代表「皆さんからの評価を真摯に受け止めていきたい」。立候補する方向で調整に入った野田元総理大臣は栃木県那須塩原市で講演。野田元首相「自民党の総裁選挙に埋没しないように、いろんな人が手を挙げて推薦人を確保できることは望ましいと思うが、もはや演出より本質の段階」。立憲民主党の代表選挙について、東京大学・先端科学技術研究センター・牧原出教授は、「次の選挙あるいはその先の政権に向けてどういう布陣で臨むか。維新、共産党、国民主党、他の野党との連携をどうするかが問題になる。難しい舵取りだが、本格的にリーダーシップ問われている」と話す。

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京都府大宮区(埼玉)枝野幸男泉健太立憲民主党立憲民主党代表選挙自由民主党総裁選挙那須塩原市(栃木)野田佳彦
”地域で育む” 子ども会 少子化で…

この夏、イベントを通じて地域とのつながりを感じたという人も多いのではないか。一方、時代の変化で担い手が不足する地域もあり、つながりが希薄になることに危機感も出ている。田植え、餅つきもなどの活動を担ってきた子ども会。戦後、地域ぐるみで子どもたちを健やかに育むため全国に広まったとされている。ピーク時には全国で15万以上あったが、少子化が進むとともに減少。昨年度はピーク時の3分の1近くになった。保護者の負担も減少の大きな理由。愛知県の子ども会は30年以上活動を続けてきたが、今年度での解散を決めた。行事の準備や会計、活動記録の作成。こうした事務作業を担うのは子ども会を運営する役員たち。共働き世帯が増える中、負担感が増している。地区でアンケートを実施した結果、およそ7割が子ども会の廃止を求めた。

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全国子ども会連合会延岡市(宮崎)愛知県

埼玉県草加市では、保護者の負担を減らしながら活動を続けている子ども会もある。子ども会の運営を担うのは学生たち。この子ども会を立ち上げた安高昌輝さんは「大人でできないなら、中高大学生の自分たちでどうにかつないで、引き継いで、循環していけば持続できる」と話す。専門家の日本文理大学・高見大介准教授は「地域に育てられた経験が知らない間に、自分たちも子どもたちを地域で育てる側に回っていく。子ども会の活動は、地域力の根底にあるといっても過言ではない」と話す。

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草加市(埼玉)
地域のつながりを求めて

負担感はあっても子どもや地域にはメリットがあるとして、子ども会を続けている人たちもいる。大分県別府市で行われていたラジオ体操。ここに参加した子ども会、実は担い手不足などで一度は解散していた。しかし、保護者を中心に交流の場を求める声が相次ぎ、おととし復活した。また都市部ではマンション単位でマンション子ども会という形もある。マンション子ども会についてSNSでは「保育園の夏祭りとマンション子ども会のお祭りはしご」といった投稿もある。マンション子ども会の会長になったという方に話を聞いた。大阪市在住・マンション子ども会の会長は「集会所など環境がそろっているので、子ども会は運営しやすい」。夏祭りもマンションで開催するため安心して親子で楽しめるという。

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別府市(大分)大阪市(大阪)
旧ソビエトからの独立記念日 ウクライナ 独立守る決意新たに

ロシアによる軍事侵攻から2年半となる24日は、ウクライナでは旧ソビエトからの独立記念日に当たり、独立を守る決意を新たにした。ウクライナ・ゼレンスキー大統領は、亡くなった兵士たちの写真の前で国旗の色と同じ青と黄色の花束をささげた。多くの人が伝統衣装ビシバンカを身につけ、ロシアに徹底抗戦し独立を守る決意を新たにした。

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ビシバンカヴォロディミル・ゼレンスキー
米民主党大会 ハリス氏演説 読み解けるものは

秋の米国大統領選挙に向けた動き。今週行われた民主党の全国党大会で演説したハリス副大統領。バイデン大統領の撤退表明で急きょ、党の大統領候補となったハリス副大統領。専門家は今回の民主党大会をどう見たのか。同志社大学・三牧聖子准教授は「(民主党大会、100点中何点?)非常に盛り上がったことは確かだが70点くらい。(訴えが)民主党の外を超えて届くかどうか」とコメント。今回の党大会には、今も人気が高いオバマ元大統領夫妻などが次々と登壇。彼らが口にしたのはトランプ前大統領への批判だった。反トランプでは一致しているものの、まだ一枚岩にはなりきれていないという。ハリス氏がみずからの生い立ちを通じ中間層の取り込みを図ろうとする中で、専門家が評価したのは人工妊娠中絶を巡る姿勢だった。人工妊娠中絶については、これまで憲法で認められていた権利とする判断を連邦最高裁が覆し、国を二分する論争となっている。この問題に取り組んできたハリス氏は、中絶の権利を守るべきだと強く訴えた。今後の課題は何か。国民の関心が高い経済や移民などの問題について、具体的な政策を打ち出していくことが求められていると指摘する。米国の大統領選挙は、無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏が選挙活動を中止し、トランプ氏への支持を表明した。トランプ氏はこうした動きを追い風に、ハリス氏は候補の資格を譲り受けただけの中身のない人間だと批判を強めるものとみられる。これに対してハリス氏の真価が問われるのはこれからとなる。

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カマラ・ハリスジョー・バイデンドナルド・ジョン・トランプバラク・オバマビル・クリントンホワイトハウスロバート・F・ケネディ・ジュニア合衆国最高裁判所民主党
デジボリ
処理水めぐる”誤情報” 放出開始1年 なぜ拡散?

誤った情報はどのようにして拡散されているのか。投稿を調査している企業を取材した。安全保障などをテーマにSNSなどの監視を行っている東京都新宿区の調査会社。処理水を巡る投稿を1年以上調査してきた。誤った情報が拡散される過程を分析すると、処理水への批判を繰り返すインフルエンサーが大きな役割を担っていたという。注目したのは中国の大手メディアが処理水の放出を不気味なイラストを付けて批判した投稿。中国の外交官とインフルエンサーも同じイラストを使い、ほぼ同様の内容を英語で投稿していた。こうした投稿の拡散の過程をNHKが可視化。同じ主張を三者で発信したことで、表示回数は合わせて120万回に上っている。こうした拡散がこの1年多く見られたという。さらにこうした投稿の中には、機械的に拡散されたとみられるものもあることが分かってきた。「ボット」と呼ばれる自動投稿のプログラムがこうしたご情報拡散には利用されていた。

(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

(スポーツニュース)
パラリンピック開幕直前 陸上 日本代表が決意

来週28日に開幕するパリパラリンピック。陸上で2大会連続の金メダルを目指す佐藤友祈選手など、日本代表の選手たちが合宿地で決意を述べた。佐藤選手は東京大会の400m車いすのクラスで金メダルを獲得している。現地の合宿ではレース終盤の競り合いをイメージしながらみずからを追い込んでいた。そして、初出場の川上秀太選手。100m視覚障害のクラスでメダル獲得を目指す。スタートからの加速を意識しながら短い距離のダッシュを繰り返し行っていた。

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