- 出演者
- 酒井博司 伊藤良司 林田理沙 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 豊島実季 荒木さくら
オープニング映像
最高気温39.8度、きょう最も暑かった高知県四万十市西土佐。きょう日中の最高気温は広島県や大分県でも39度を超えるなど、今シーズンで最も多い全国292の地点で35度以上の猛暑日となった。危険な暑さが続いた今週、作業員がレールに当てていたのは氷。熊本県宇城市のJR鹿児島本線で温度の上昇が原因と見られるレールのゆがみが確認され、大きな氷で冷やしていた。同じような現象は岐阜県の長良川鉄道などでも確認され、暑さが各地の鉄道の運行にも大きな影響を与えている。
バドミントン混合ダブルス・3位決定戦に臨んだ渡辺勇大、東野有紗。この試合を心待ちにしていたのは、ふたば未来学園中学校のバドミントン部。ワタガシペアが誕生したのは2人が中学のとき。そして迎えた3位決定戦。第1セットを先取し、第2セットは韓国ペアの追い上げでリュースに持ち込まれる。2−0で渡辺勇大、東野有紗ペアの勝利。
陸上・男子100m。サニブラウン・アブデル・ハキームが登場。10秒02で4組の2着。準決勝進出。初出場の坂井隆一郎、東田旺洋は予選敗退。
柔道・混合団体。日本は前回の東京大会で銀。男女3人ずつが出場する混合団体。4勝したチームが勝ち上がる。準決勝では2対0でリードし高山莉加選手が出場。階級が上の選手に対し抑え込み3勝目をあげ、4人目・ウルフアロン選手が出場。一本とり4-0で決勝進出を決めた。決勝は前回金メダルのフランスと世界ランキング2位のイタリアの勝者と対戦する。
競泳 女子400mメドレーリレーの予選。日本は前回大会8位。第1泳者・白井璃緒は6番手でつなぐ。第2泳者・鈴木聡美。最年長が一番頑張らないといけないと5番手にあげる。第3泳者・平井瑞希、持ち味の力強いキックからスピードにのる。第4泳者・池江璃花子。日本は全体の5位で決勝進出。
パリ五輪は折り返し地点。パリ五輪の前半を振り返った。日本勢は金メダル8個、銀メダル4個、銅メダル6個獲得している。
今大会、目覚ましい活躍を見せているのがフェンシング。日本のエース・加納虹輝は2つのメダルを獲得。女子はフルーレ団体がオリンピック初となる銅メダル。男子はエペ団体で2大会連続のメダル。躍進する日本フェンシング界のエースが加納虹輝選手。個人種目で日本選手初の金メダルを獲得。快挙を成し遂げた個人戦の決勝を振り返った。加納が相手との体格差を埋めるために磨いてきたのがスピード。
2つの星が互いに回り合う連星。宇宙のあちこちにあり、この中には相互作用で繰り返し爆発を起こすものがある。爆発を起こすと一時的に急激に明るくなり、あたかも新しい星が生まれたように見えるため「新星」と呼ばれる。この現象がまもなく見られるのではないかと専門家や愛好者が注目している星がある。夏の空に見られる「かんむり座」。すぐ近くにあるのが「かんむり座T星」。ふだんは暗いこの星が、およそ80年ぶりに肉眼で見えるほど明るくなると期待されている。徳島県阿南市にある科学センターでは観望会が開かれた。かんむり座T星の爆発現象は158年前と78年前の2回観測され、およそ80年周期とされている。時期がある程度予測でき肉眼でも見られる新星はまれだという。夜空のどこに注目すればよいのか、国立天文台の山岡均広報室長に聞いた。かんむり座T星を見つけるコツは夏の大三角の1つ、こと座のベガを目印に西側の方向を探すということ。ただ、注意点として見られるのは短い期間だという。
今回の「かんむり座T星」の爆発現象は単に肉眼で見えるようになるだけでなく、重要な意味を持っていると指摘する研究者もいる。私たちの遺伝子や骨などに必須の元素・リン。国立天文台の辻本拓司助教は今回の爆発でリンが月の質量の10倍も生み出されると試算している。これまで宇宙に存在するリンの起源は詳しく分かっていなかった。辻本さんはかんむり座T星のように繰り返されてきた新星の爆発現象がその供給源だと考えている。特別な思いで待つ人もいる。前回78年前の爆発現象を目撃したのが高野ひろ子さんの父親の吉原正廣さん。戦後まもない17歳のある夜、空腹で目が覚め夜空を見上げた。見たことのない星が輝いていることに気付き、自作の望遠鏡で観察。そのことを専門家に報告した功績が後に認められ、学会から賞が贈られた。
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- 吉原正廣
バドミントン混合ダブルスのワタガシペア、渡辺勇大と東野有紗にインタビュー。東野選手は「金メダルを目指していたので悔しい気持ちでいっぱいだが、メダルがとれてホッとしている。今回、有観客で色んな方々が応援に来てくれて本当に応援が力になったし、応援のおかげで銅メダルが獲得することができて3年前と違った銅メダル」と語った。8月1日は東野選手のお誕生日。準決勝では敗れたが、翌日に3位決定戦が行われた。敗れた日、東野選手は2時間しか眠ることができなかったという。渡辺選手は「難しい試合と分かっていたので準決勝後に切り替えてやり切ろうと話した」などと語った。3位決定戦は世界ランク2位の韓国の選手を相手にポイントを重ね、第2ゲームは一進一退の攻防が続き相手にリードを許す場面もあり苦しい展開にもなった。東野選手は「苦しかったし、相手選手も体がキツそうだったし、こっちも体がキツかった。ファイナルゲームにいったら壮絶な戦いだなと思ったので、ここでとりたい気持ちでいっぱいだった」などと語った。その試合内では渡辺選手がごめんねと声が飛び交うなどコミュニケーションを意識し臨んでいた。渡辺選手は「あの試合は焦っていてミスが多く、先輩から声をかけて頂いたので僕がミスったときのごめんねだったり。お互いキツかったが声を掛け合うことが僕らにとって勝ちへの一番の近道」などと語った。3年前も第2ゲームあたりで東野選手が大丈夫、いけるよと話していた。コミュニケーションをより意識した経緯について渡辺選手は「東京で感じた差だったり、金メダルを目指すために何をするかを考えたときにコミュニケーションを深くしないといけない。お互い弱みを見せるところがミソ」などと語った。パートナーへの伝え方について渡辺選手は「伝え方は大事」などと答えた。東野選手からみて今大会での渡辺選手の良さについて「ポジティブ。切り替えのポジティブさに助けられた」などと答えた。最後にバドミントンを愛する人たちへ渡辺選手は「応援ありがとうございました。声援に背中を押され何とか獲得できたメダルだった。バドミントンをやりたい子どもたちに少しでも魅力を伝えられたら、そしてバドミントンという選択肢を少しでも広げられたら嬉しい」などと語った。
今、イラストの無断使用に関するトラブルが相次いでいる。自治体では広報紙への使用を巡って全国各地で賠償金を支払う事態も起きている。イラストの無断使用の例を紹介。インターネット上には無料で使えるものもあるが、条件によっては使用料が発生する場合もあるため、注意が必要。実際にあったケース。佐賀県玄海町の学校便りは許諾が必要なものを無断使用していた。ホームページにも長期間掲載していたため町はイラスト制作者に賠償金としておよそ50万円支払うことになった。こうしたケースはほかの地域でも相次いでいる。賠償金などを支払ったと公表した主な自治体を紹介。
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- 玄海町
なぜ、イラストの無断使用が起きるのか。利用者の状況を取材。福島県南相馬市では、催しなどの案内をする生涯学習センターの広報紙で市民に親しみを持ってもらおうと内容に沿ったイラストを掲載してきた。さかのぼること4年前、広報紙を作っていた当時の職員が、「テニス イラスト 無料」とインターネットで検索して見つけたものを使用した。しかし、担当職員が利用規約などを確認しておらず実は有料のものだった。イラストの制作者は無断使用したとして市を提訴。去年、市が25万円の賠償金を支払うことで和解した。市ではその後、著作権に関する研修などを行い再発防止に取り組んでいるという。
イラストの使用についてのトラブル・相談は個人や企業でも相次いでいる。東京都中野区にある公益社団法人では、著作権に関する相談を電話で受け付けている。この団体には、イラストなど美術の著作物を巡る相談が年間1000件前後寄せられている。イラストを無料で使ってもよい条件の確認や、使用料のトラブルなど多岐にわたるという。
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- 中野区(東京)
イラストレーター側はどう感じているのか。中には「無断使用が広がればイラストレーターの仕事を将来にわたって奪うことになる」と話す人もいる。悪質な無断使用のトラブルに巻き込まれたイラストレーターのケースを紹介。イラストレーターで作る団体の主宰・森流一郎さんは、「インターネット上の宣伝なしに仕事を得るのはほぼありえない時代になっているので、どうしてもネットにあげないわけにはいかない。著作権侵害という法律的な問題もあるが、イラストレーターも深く傷つき、精神的にすごく嫌な思いをすると広く知ってほしい」と話す。
取材したニュースメディア部・石川由季記者のスタジオ解説。無断使用しないためのポイントは「利用規約で使用できる条件などチェック」。著作権法では私的使用の範囲なら許可なく使ってもいいとされている。年賀状、社内プレゼン資料、SNS投稿やアイコン利用は無断使用への注意が必要。判断に迷ったら著作権者や専門の相談窓口に連絡をすることが必要。国内のイラストレーターなどからも、AI学習での無断使用に対して規制を求める声が上がっていて、国はAIと著作権についての考え方を公表するなど対応を進めている。
東京・荒川の河川敷で板橋区と対岸の埼玉県戸田市が一緒に開催している花火大会。ことしは大会史上最多の1万5000発が打ち上げられた。板橋区の会場では去年、仕掛花火のナイアガラの火が下草に燃え移って火事になり途中で中止された。ことしは安全対策としてナイアガラの両端に消防車が待機。花火の間、消防が見守り続けた。ナイアガラも対策として長さを半分以下の300mに縮小。打ち上げは午後8時半までにすべて終わり、これまでのところ大きな事件や火事などの情報は入っていないという。
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久保井朝美が東京・渋谷のNHK屋上から中継。全国の天気予報を伝えた。
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- 渋谷(東京)