- 出演者
- 伊藤良司 高木優吾 林田理沙 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 豊島実季 片田敏孝
オープニング映像。
待ちわびた連休が始まった。JR各社によると新幹線の下りはきょうが混雑のピークで、午後4時半までの時点で東北新幹線などの一部で自由席の乗車率が100%を超え、東海道新幹線はのぞみを中心に東京駅を出発する下り列車がほぼ満席となった。気になる天気。日本の東の海上では台風5号が北上している。このあと次第に進路を西寄りに変えて、あさって月曜日には暴風域を伴って東北にかなり接近し上陸するおそれがある。台風の接近に伴い、東北地方では新幹線にあさっての始発から遅れや運休が出る可能性がある。また、東日本高速道路でも、あす夜から13日にかけて一部区間で通行止めなどの交通規制を行う可能性があるとしている。
台風5号の情報と全国の気象情報を伝えた。
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パリオリンピック。今週もメダルラッシュ。初めてのオリンピックで金メダルを獲得したレスリング・女子57キロ級・櫻井つぐみ。喜びを分かち合ったのは強さを支えた父親と柳川美麿監督だった。リオデジャネイロ大会で銀メダルのレスリング・男子フリースタイル57キロ級・樋口黎は2大会ぶりの出場で金メダル。スポーツクライミング・男子ボルダー&リード・安楽宙斗は初めてのオリンピックで銀メダル。今大会で唯一新競技として採用されたブレイキン。DJがかける音楽に即興で動きを合わせて1対1でダンスを披露し、技術や表現力を競う。AMIなど日本の女子選手も出場し活躍。米国ニューヨークの若者の間で広がった都市型のアーバンスポーツ、ブレイキン。日本にもダンサーが集まる場所がある。JR武蔵溝ノ口駅前はブレイキンの聖地になっている。練習スタジオが今ほど多くなかった1990年代、ここにダンサーが集まり始めた。有名なダンサーも生まれたことで全国各地から若者が訪れ切磋琢磨するようになった。AMIもここで技を磨きトップ選手に育った。オリンピック当日、川崎市もパブリックビューイングを開催。かつてAMIと共に聖地で練習に励んだ仲間たちも集まり活躍を見守った。迎えた決勝戦。対戦相手は去年の世界選手権を制したリトアニアの17歳、NICKA。AMIは切れ目のない美しい動きでアピールし見事、金メダルを獲得。
パリオリンピック・男子マラソン。日本からは東京大会で6位に入賞した大迫傑、初出場の赤崎暁と小山直城の3人が出場。金メダルはエチオピアのタミラト・トラ選手。赤崎暁選手は自己ベスト更新し6位入賞。「超楽しかった。今までで一番最高」。と語った。
パリオリンピック・スポーツクライミングの女子ボルダー&リード。初出場の森秋彩が決勝に臨んだ。ボルダーラウンドで1つしか登りきれず7位で前半を終える。後半のリードで巻き返しを図り4位とメダルには届かなかったが実力を示した。
パリオリンピック・レスリングは共にオリンピック初出場の2人、清岡幸大郎と鏡優翔が初戦に臨んだ。男子フリースタイル65キロ級の1回戦。清岡幸大郎VSマクシム・サクルタンの試合。10-0で清岡幸大郎選手が勝利。続く準々決勝も勝利し準決勝進出を決めた。女子76キロ級・1回戦。レアスコ・バルデスVS鏡優翔の試合。2−0で鏡優翔選手が勝利。続く試合も勝って準決勝進出。女子の最重量級で日本選手初の金メダルを目指す。
新競技ブレイキンでも金メダル。日本がこれまでに獲得した金メダルの数は16個となり、海外のオリンピックでは最も多かったアテネ大会に並んだ。パリオリンピックもいよいよ終盤。選手たちの活躍を言葉や映像で振り返った。
今週の株式市場は異例の乱高下を繰り返した。20年近く個人で投資を行ってきた村上直樹さんを取材。今週、株価は不安定な動きに。急落した今週月曜日、証券会社には電話が相次いだ。この日の日経平均株価の終値は4451円余り下落。世界的に株価が暴落した、いわゆるブラックマンデーの翌日を超える過去最大の下落幅になった。歴史的な暴落はなぜ起きたのか。みずほ証券チーフエコノミスト・小林俊介さんは「米国の経済指標が少し弱ってきた。米国の金利が下がるかもしれない。とどめを刺したのが日銀の金融政策の変更。ここから先も利上げしていくというメッセージ。これまで円安株高にかけていた人たちは、巻き戻しを相当やらざるをえない」などと語った。翌、火曜日には一転、全面高の展開となり、終値で3200余り値上がりして過去最大の上げ幅となった。不安定な値動きは水曜日も。一時、900円以上値下がり。この状況が変わるきっかけとなったのが日銀の内田副総裁の発言。金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはないと述べた。当面緩和的な金融環境が続くという見方が広がって株価は上昇に転じた。かつてない株価の乱高下。日本経済への影響について小林さんは「企業の行動、投資や雇用にも若干ネガティブな影響が出てくる可能性はある」という。また、新NISAなどで関心が高まっている投資への注意点については「動揺しない。目先の価格の変動を気にするより、現状の価格が高いのか低いのか、日本企業の実力に見合っているかどうか、ちゃんと考え直して投資していくべき」と話す。
原爆が投下されて79年。被爆者が高齢化する中、始まった新たな取り組みを取材した。東京・渋谷で若者たちがスマホで見ているのは原爆のきのこ雲。AR・拡張現実で疑似体験できるコンテンツで今月公開された。ARコンテンツを企画した大学生の中村涼香さん。中村さんは長崎出身。祖母が被爆した被爆3世。高校生のときから被爆者の声を社会に発信しようと活動してきた。核兵器について関心を持つきっかけを作りたい。今回、東京大学の専門家らの監修のもと、ARコンテンツを制作した。原爆投下を再現することを被爆者はどう受け止めるのか。長崎で被爆・和田征子さん、田中照巳さんに話を聞いた。核兵器は被爆者だけの問題ではない。中村さんはそのことを伝え続けていきたいと考えている。
林田理沙アナウンサーは「原爆について取材していたとき全てを分かっていない自分が伝えて良いのか葛藤があった。中村さんの被爆者と同じようには語れない、キッカケづくり・架け橋として役割を果たしたいという思い。一つのヒントになると感じた」などと語った。
日本時間のけさ行われたボクシング女子66キロ決勝。金メダルを獲得したアルジェリアのエイマヌン・ハリフ選手。ハリフ選手を巡っては「トランスジェンダーだ」「元男性だ」とする誤った情報が拡散されている。ハリフ選手は去年の世界選手権で男性ホルモンの数値が高く、女子選手としての出場資格を満たしていないとされた。今回のパリ大会ではIOCから女子としての出場が認められ、バッハ会長はハリフ選手は女性であると強調した。正式に出場が認められた中での初戦。ハリフ選手は開始46秒、対戦したイタリアの選手の棄権で勝ち上がった。すると、この試合についてイタリアのメローニ首相は「男性の遺伝的特徴を持つアスリートは女子の大会に参加させるべきではない」と述べ、公平性に疑問を投げかけた。さらに米国のトランプ前大統領も反応。SNS上で試合の映像とともに「私なら女性スポーツから男性を排除する」と投稿した。一方、ハリフ選手の故郷アルジェリアでロイター通信の取材に応じた父親は子どもの頃の写真も見せながら「娘は女性だ」と訴えた。ハリフ選手の性別をめぐる問題は日本でも注目されている。Xで特に多く投稿されているのが「トランスジェンダー」。実際に日本のインフルエンサーなどがこの誤情報を拡散してしまったケースもある。
ネット上でオリンピックそのものの信頼を傷つけて大会を妨害しようという動き。悪用されたのは著名人の知名度。人気俳優のトム・クルーズさんの映像が使われた偽のドキュメンタリー番組。トム・クルーズさんの声は生成AIで作られたとみられ、映像も欧米メディアの報道などを恣意的に引用。およそ30分にわたってIOCを批判する内容になっていた。偽のドキュメンタリー番組は誰が制作したのか。オンライン上の脅威について分析しているマイクロソフトのグループはロシアの影響下にある集団が制作したと指摘。IOCの名誉を傷つけたり、恐怖を広めることを目的としていると分析する報告を出している。IOCも番組はねつ造されたものでSNSでの情報工作の一環であるとする声明を出している。しかし、大会直前には続編とする偽番組が登場。生成AIで作られたと見られる実業家のイーロン・マスク氏の声が使われ、IOCが掲げる多様性などを非難する内容が拡散された。
オリンピックへの不信や不安をあおろうとする偽情報はネット上にあふれている。フランスのマクロン大統領が茶色く濁り、ごみが浮かぶセーヌ川に入り笑みを浮かべているとする偽画像は、生成AIで作られたと見られ、オリンピックの開会式直前にSNS上で700万回以上閲覧された。トライアスロンの会場となったセーヌ川の汚染を強く印象づけ、オリンピックに対する不信感を高めるねらいだと見られる。パリを攻撃するとした偽の脅迫動画。イスラム組織ハマスが投稿したものとして広がっているが、ハマスはこの投稿がねつ造であると主張。発信源や目的は不明だが、不安をおおり現地の混乱をねらったものとみられる。なぜパリオリンピックにまつわる誤情報や偽情報が増えているのか、専門家に話を聞いた。桜美林大学・平和博教授は「世界中の注目が集まるイベントは情報拡散の重要なきっかけになる。偽情報、誤情報の発信側にとって、プロパガンダ拡散の大きな機会になる。偽情報の拡散が現実の暴力と結びついて深刻な社会の混乱を引き起こす。このような事態を防ぐためにも偽情報の拡散にはしっかり対応する必要がある」などと解説した。
台風5号の情報と全国の気象情報を伝えた。
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楽天×ソフトバンクの試合。楽天は鈴木大地選手が打線を牽引するなど13−6で勝利した。
プロ野球の試合結果を伝えた。
夏の全国高校野球の第4試合、掛川西×日本航空高。掛川西は7回、チャンスをつくり勝ち越しに成功。8-4で掛川西の勝利。夏の甲子園では60年ぶりの勝利となる。
夏の全国高校野球4日目の試合結果を伝えた。
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- 第106回全国高等学校野球選手権大会