1月に自民党・麻生太郎副総裁が訪米し、ワシントンで講演などを行った。このとき麻生氏はトランプ氏に近い関係者と面会し、ニューヨークでトランプ氏本人との接触を図ったという。トランプ氏は日本製鉄が去年12月に発表したUSスチールの買収計画について、即座に阻止すると明言した。アメリカは自国の防衛のために国内の鉄鋼・アルミニウム産業を持たなければならないという超党派のコンセンサスがある。日本製鉄の動きについてバイデン大統領も買収に反対する声明を出した。岸田総理は訪米して日本企業の投資がアメリカ経済に貢献していることをアピールするという。