米国・バイデン政権は、中国から輸入する鉄鋼とアルミ製品にかけている関税を現在の3倍に引き上げることについて検討に入ると明らかにした。関税引き上げについて米国政府の高官は、中国が鉄鋼やアルミを過剰生産し安値で輸出していることが米国製鉄業界の大きなリスクになっていると指摘。関税引き上げの検討は、国内の産業を保護する姿勢を強調しバイデン大統領が支持基盤とする労働組合にアピールするための政策とみられるが、政府高官は「選挙とは何の関係もない」と説明している。
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