米国の大統領経験者として史上初めて刑事責任を問われているトランプ前大統領の不倫の口止め料をめぐる裁判は結審、陪審員は有罪・無罪を話し合う評議に入った。トランプ前大統領は過去の不倫関係を主張するポルノ女優に支払った口止め料を不正に処理したとする裁判。トランプ氏が有罪か無罪かを話し合う12人の陪審員による評議が29日始まった。評議は非公開で行われて評決には全員一致が必要。初日の評議はおよそ4時間半で終了。30日も評議は続く。評決までどのくらい時間がかかるか不明。米国メディアによるとトランプ氏は陪審員の評議が行われている間は裁判所の建物内で待機が必要。