米国・バイデン大統領はテレビ討論回後、初の記者会見に臨み、打倒トランプ氏に向けて強気の姿勢を崩さなかった。質疑応答の序盤には民主党内で高まる撤退論への質問が集中したが、バイデン大統領は撤退を改めて否定した上で、「自分の実績のためにやるわけではない。仕事をやり遂げるためだ」と強調した。今回の会見は普段よりも長時間に及び、厳しい質問にも笑顔で対応するなど、健康不安払拭への演出を図った一方、ハリス副大統領を「トランプ副大統領」と言い間違える場面もあった。これにトランプ氏は自身のSNSで「よくやった ジョー!」と揶揄した。