米国のバイデン大統領は今月21日、秋の大統領選挙での再選を断念し、選挙戦から撤退する考えを明らかにした。バイデン氏はこの後、日本時間の午前9時にホワイトハウスの大統領執務室から国民に向けて演説し、撤退を決めた理由について説明する。演説についてバイデン氏は、「この先、どのようなことが待ち構えているのか、そして米国国民のためにどのように任務をやり遂げるのか」について話すとしている。バイデン氏は今月17日に新型コロナウイルスの検査で陽性が確認されて以降、東部デラウェア州の別荘で自主隔離を続け、23日、ホワイトハウスに戻ったため、国民に向けた説明がこの日になった。