- 出演者
- 武田鉄矢 渡辺和洋 天達武史 谷原章介 カンニング竹山 宮澤智 酒主義久 山田夏子
オープニング映像と挨拶。
問題「月曜日・木曜日・金曜日、この中で一番ラッキーな曜日は?」の出題。正解は「月曜日」。
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- ドナルド・ジョン・トランプ
就任100日目を迎えたトランプ大統領が現在演説を行った。ミシガン州は去年11月の大統領選で最後の集会を開いた場所。口にしたのは実績のアピールだった。トランプ大統領はアメリカ第1主義を推し進める決意を宣言し、パリ協定の離脱やバイデン政権での78もの大統領令撤回など政策の大転換をアピールした。今年2月、ゼレンスキー大統領との首脳会談が行われウクライナ情勢が進展すると思われたが、会談は双方が意見を主張し激しい口論となり、予定されていた会見が中止になるなど決裂。その後今月26日にバチカンで会談を行った。最も世界に影響を及ぼしている政策がトランプ関税。今月2日、貿易赤字が大きい国や地域を対象に相互関税を発表し、日本への関税は24%に。国内外の経済が混乱状態に陥るが、相互関税を90日間停止すると発表し日本への関税は10%に引き下げられた。日本政府は見直しを申し入れており、今後も交渉が続く予定。
現在、就任100日目を迎えたトランプ大統領がミシガン州で演説を行っている。中林美恵子は「ミシガンは製造業が盛んなところで、如何に製造業をアメリカに取り戻すかというトランプ氏の経済政策についてアピールしている。」、ジェームズ・シムズは「不法移民の入国数についてトランプ氏は99%以上減少していると主張している。」などと話した。演説でトランプ氏は「多くの自動車産業の雇用が戻って来る、これまでのどんな第当呂より史上最高の就任の成果を成し遂げた」などと演説している。これまでの追加関税では、全貿易相手国・地域を対象に一律で10%、約60の国と地域を対象にトランプ政権が独自に算出した税率で日本は24%。その後90日間の停止を発表した。中林美恵子は「自動車部品は海外から輸入しているので、それが25%になると大変だと悲鳴が上がっていた。」などと話した。
トランプ大統領の就任100日間の評価について。中林さんは「70点。政策の良し悪しは置いておいて政策を実行したという意味で約束は守ったと思う」、シムズさんは「30点。これまでアメリカが中心となって作り上げてきた安全保障や貿易の体制などを全て壊している。各国との信頼関係にもヒビが入って、これはしばらく修復できない可能性がある」などと話した。トランプ氏の支持率は右肩下がりで、不支持は上昇しており、最新の調査では支持率が39%で戦後最低となった。ただ中林さんによると、共和党支持者は9割がトランプ氏を支持しているとのこと。そして米国民はトランプ政権の移民対策を最も高く評価し、政権の統治や関税・貿易政策を最も悪いとしている。中林さんは「体感経済温度は良くないように感じる」などと話した。
トランプ氏は対中国について「中国ほどアメリカの雇用を奪った国はない」などと演説で話している。中林さんは「中国がWTOに加盟し、途上国扱いで厳しい規制を受けずに貿易をしているので、アメリカからしたら中国が雇用を奪ったように見える」などと話した。そして日本は2回目の関税交渉が控えている。中林さんは「正論ではなくトランプ氏の要求に立ち返ってそこからいかに日本の利益と結びつけるかが重要になる」などと話した。交渉のカードについては、中林さんは「農産物の分野でトランプ氏に花を持たせる提案をする。自動車は非関税障壁を見直したことをアピールすべき」、シムズさんは「今日本が輸入している農産物をトランプ政権の間はアメリカ産にすることが可能性としてあげられる。何かトランプ氏が勝利宣言できる材料が必要」などと話した。
香川県・直島は今年イギリスBBCが発表した2025年に旅行したい場所に国内で唯一選ばれた。その理由は3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭。岡山県から観光に来たという女性2人組はサイクリングしながら映え写真を撮影し、美術館やランチを楽しむプランを計画していたが、レンタサイクルはSOLD OUT。美術館は大人気のため事前予約制にしている施設もある。2人はアート作品の前などで写真を撮影した。ランチは島唯一のハンバーガー屋で。「直島バーガー」はやや高めの設定だった。インバウンドが好調な中、日本人観光客にとっては価格面では悩ましい問題。各地でオーバーツーリズムが問題となる中、二重価格の導入の動きが広がっている。ジャングリア沖縄は外国人観光客の入場料金を1870円高くすると発表した。
二重価格についてトーク。二重価格の導入についての番組のアンケート取材では、訪日外国人は反対が62%、日本人は賛成が68%という結果になった。専門家の古屋さんは「飲食店の経営に関しては、人手不足など経営環境が厳しいためいかに収益を上げなければいけないかがまずある。その中で外国人に対して高い金額を設定するのは公平性の問題点がある」などと話した。古屋さんによると。英字新聞などでは先進国である日本が二重価格を設定することについて衰退ではないかというコメントも出ているそう。また、古屋さんは「日本の国際観光旅客税はプロモーションに費やされているため、日本に外国人が多く訪れているのは税金がうまく使われているという裏返しであると思う」などと話した。
東京・有楽町にある移住に関する相談窓口には、地方への移住を希望する多くの人が訪れていた。今年2月に発表された住みたい田舎ベストランキング。人口5000人未満の町でシニア部門1位に輝いたのが北海道・沼田町。北海道エリアに限定すると、全部門でそれぞれ1位を獲得しているという。旭川空港から車で約45分。北海道のほぼ中央に位置する。冬には2m近くの積雪がある豪雪地帯。現在の人口は約2800人。移住者に満足度を聞くと、「なんでもやりたいという人が来た時に支援してくれる、受け入れてくれるような部分が他ではなかなかないいい部分」などと話した。
シニアが住みたい田舎1位北海道・沼田町3つの魅力。公式LINEで移住に関する疑問や意見を募集。沼田町は北海道の真ん中という言い方をする。人口約2700人。寒暖差により良質な農産物がとれるのが魅力。ホタルの郷としても知られており、8月には5万人が訪れるような夜高あんどん祭りも開催。新田さんからみたこの町の魅力は、広々した景色、意外に不便じゃないなどと話した。町役場を囲むように、学校やスーパー、住まいなどが半径1km圏内にある。コンパクトなまちづくりが故に、歩いて色んなところにいくので健康増進に繋がったり、家庭ごみを戸別回収だったり、除雪費用の削減に繋がっているという。暮らしの安心センターと公営施設は、町民は無料で使うことができる。暮らしの安心センターは、医療・介護・子育ての要素が1箇所に集約された施設。雪の科学館は、町民が持ち寄った米や農産物を冷やすために冬に積もった雪を利用した貯蔵施設。住宅が安く、公営住宅2LDKの家賃が約2万円、3LDKで約3万円。
北海道・沼田町はシニアが住みたい田舎として有名となっているが、移住してみたという工藤さん一家に取材を行うと、中古住宅の購入に助成金がでたことが大きいと話した。2階建て6LDKの空き家はわずか80万円だといい、リフォームに200万円がかかったものの沼田町の移住支援制度から半額の約140万円だったという。新築を立てる人への驚きの支援もあるという。
沼田町に移住してみたという工藤さん一家に取材を行うと、土地建物がわずか80万円、リフォームに200万円がかかったものの沼田町の移住支援制度から半額の約140万円だったという。さらに、家を新築で建てた場合は最大で570万円まで補助金が出るだけでなく、子ども1人に付き50万円が加算されるという。移住体験住宅カナリエというものもあり最長で3か月まで住むことができ家賃は月額3万1000円となっている。創業支援に最大100万円の補助があり、子どもを持つ家庭には毎年60kgの雪中米が贈られる。さらに、町をPRするための変わった補助もあるのだという。
「ドラマ「Dr.アシュラ」」「奇跡体験!アンビリバボー」「ホンマでっか!?TV」の番組宣伝。
「パリピ孔明 THE MOVIE」の告知。
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沼田町の変わった支援は同窓会に対しての支援であり、最大で10万円となっている。同窓会の支援は仲間との交流を深めながら町をPRすることができ、Uターンしてもらう狙いもあるのだという。新田さんは移住の注意点を聞かれ、都会での自慢をしすぎないことは大切と紹介した。町では厳しい予算の中から移住定住応援基金を設置して、基金からお金を積み立てて財源とする試みが功を奏す形となっている。
漢字について武田鉄矢が解説。人という字は支え合っていないと主張する学者の白川静は、白川文字学を確立している。白川静を独創的にしたのが甲骨文字の研究。中国に殷という王朝があり、その王様は占いで政治を動かしていた。占いは動物の骨、亀の甲羅や牛の肩甲骨に文字を書き、これを火で焼くとヒビが入り、その入ったヒビを結果とした。これが漢字の大元になったという。殷は周、秦、漢と滅ぼされ変わっていき、漢がそれまで伝わってた文字を整理して漢字と呼ぶようになった。100年前、河南省安陽にある遺跡から大量の亀の甲羅や牛の骨が見つかり、びっしり文字が書いてあった。見つかった記号は千数百字で、ここから800字は現在も使っている漢字の大元になっている。記号は象形文字が使われていた。王という文字は甲骨文字まで遡ると鉞で、鉞が王様の権威の象徴であったという。そこで白川静は3000年前の文字を調べようと亀の甲羅に書いてあった文字をノートに写した。しかしその年に満州事変が起こり、日中共同でやろうとしていた漢字の研究が途切れてしまう。その後白川静は1人で甲骨文字の研究を続けた。
東京・お台場の中継映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
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