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「白川静」 のテレビ露出情報

漢字について武田鉄矢が解説。人という字は支え合っていないと主張する学者の白川静は、白川文字学を確立している。白川静を独創的にしたのが甲骨文字の研究。中国に殷という王朝があり、その王様は占いで政治を動かしていた。占いは動物の骨、亀の甲羅や牛の肩甲骨に文字を書き、これを火で焼くとヒビが入り、その入ったヒビを結果とした。これが漢字の大元になったという。殷は周、秦、漢と滅ぼされ変わっていき、漢がそれまで伝わってた文字を整理して漢字と呼ぶようになった。100年前、河南省安陽にある遺跡から大量の亀の甲羅や牛の骨が見つかり、びっしり文字が書いてあった。見つかった記号は千数百字で、ここから800字は現在も使っている漢字の大元になっている。記号は象形文字が使われていた。王という文字は甲骨文字まで遡ると鉞で、鉞が王様の権威の象徴であったという。そこで白川静は3000年前の文字を調べようと亀の甲羅に書いてあった文字をノートに写した。しかしその年に満州事変が起こり、日中共同でやろうとしていた漢字の研究が途切れてしまう。その後白川静は1人で甲骨文字の研究を続けた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月23日放送 11:00 - 11:50 フジテレビ
チャンハウスザクザクザツガク
ザツガク「爽快の『爽』の字は死体からきている」。漢字研究の第一人者、白川静氏の「常用字解」によると、「屍の胸にバツ型の分身=刺青を朱色で描いた形」と記されている。この字が生まれた古代中国では死者の魂を清らかに保っていけば復活できると信じられ、邪悪な魂が死者に入り込むのを防ぐために刺青を彫っていたということ。

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