ウクライナ・ゼレンスキー大統領は27日、米国・ニューヨークで来月開かれる国連総会への出席に合わせてバイデン大統領に戦争を終わらせる計画を示し協議する予定だと明らかにした。「戦争終結はウクライナにとって公平であるべきだ」と強調し「ロシア・クルスク州への越境攻撃は計画の一部であり、ほかにも外交や経済的措置などを含んでいる」と説明した。この計画は米国大統領選の候補ハリス副大統領とトランプ前大統領にも提示する予定だという。一方、ロシア側はクルスク州への越境攻撃が始まったことから終戦に向けた協議は不可能だという考えを示している。