イスラエル軍からレバノンに対する空爆について原田さんは「国連で各国首脳が演説をするこのタイミングを無視するかのようなネタニヤフ首相の強硬なスタンス。この原因はアメリカの大統領選による政治空白が大きいと思う。バイデン大統領がネタニヤフ首相と8月に電話会談した時に、『でまかせを言うな』とか『大統領を甘く見るな』とか結構激しく言ったが、全く聞く耳を持たない」とコメントした。相内さんは「政治的空白と言うと日本も同じだと思うが、総裁選・総選挙が予想される中、終わるまで落ち着かないですよね」と言うと原田さんは「中国・ロシアが相次いで日本の領空を侵犯した。これは政治空白を狙ったタイミングだと思う。自衛隊のスクランブル発信にかかる時間や探知などの能力を図る狙いがあったと思う。自民党総裁選のさなかなので、対中強硬派をわざわざ勢いづかせるのかという不思議な感じもするが、日本のトップに対する関心はあまり高くないから、このあと新しい日本のトップがどのくらいの外交力をもてるか試される」などとコメントした。